呪術廻戦考察 宿儺は伏黒恵に受肉するために目をつけていたのか?
宿儺が伏黒恵に受肉するよう!
伏黒津美紀が、実は千年前の術師=万(よろず)に受肉され、体を乗っ取られていたという事が明らかになり…
さらに伏黒恵も宿儺に受肉され、体を乗っ取られてしまうという衝撃的な展開が「呪術廻戦」第212話ではあるようです!
宿儺は“縛り”を利用して虎杖悠仁の体を乗っ取って伏黒恵に…
宿儺は、虎杖悠仁の心臓を治し、生き返らせる際に
- 「契闊」(けいかつ)と唱えたら1分間体を明け渡すこと
- この約束を忘れること
という条件を出し、その1分間、誰の命も奪わず、傷つけもしないという約束をした上で、虎杖悠仁を生き返らせていました。(呪術廻戦2巻 第11話)
「呪術廻戦」第212話では、宿儺は、この“縛り”を利用し、「契闊」と唱えて虎杖悠仁の体を1分間乗っ取った上で、左手の指を引っこ抜き…
それを飲ませることによって伏黒恵に受肉するようです!
伏黒恵に目をつけていた宿儺
宿儺は以前から伏黒恵に目をつけていたようでした。
自らの生得領域の中で虎杖悠仁と話をしている時に「近い内 面白いモノが見れるぞ」と言いながら伏黒恵のことを思い浮べていましたし…(呪術廻戦2巻 第11話)
渋谷事変の際には、八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)を呼び出し、仮死状態となっていた伏黒恵に
「死ぬな オマエにはやってもらわねばならんことがある」
と言った上で、彼を絶命させないようにするために八握剣異戒神将魔虚羅を倒していました。(呪術廻戦14巻 第117話~第119話)
では… 伏黒恵に宿儺が目をつけていたのは、受肉することによって彼の体を乗っ取ると決めていたためだったのでしょうか?
そして、宿儺が伏黒恵に「やってもらわねばならんこと」とは、自分に体を乗っ取られることだったのでしょうか?
それとも… 今回、宿儺は伏黒恵に受肉し、その体を乗っ取るようではありますが…
宿儺が伏黒恵に目をつけていたのは、受肉し、体を乗っ取るためではなく、何か別の理由があってだったのでしょうか?
そして、宿儺が伏黒恵に「やってもらわねばならんこと」とは、自分に体を乗っ取られる以外のことだったのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
宿儺が伏黒恵に目をつけていたのは受肉するため? そうではない?
宿儺が伏黒恵に目をつけていたのは受肉し体を乗っ取るためだった!?
宿儺が伏黒恵に何かを期待し、絶命しそうになっていた彼を生かしたことは間違いないわけですから…
その宿儺が、伏黒恵に受肉し、体を乗っ取った以上は、普通に考えたら、宿儺が伏黒恵に期待していたのは、自分に体を乗っ取られる事だったとなりそうですよね?
羂索によって「宿儺の器」として用意された虎杖悠仁は、宿儺をもってしても完全に乗っ取るのが難しかったようでしたから…
完全に自分のものにできる虎杖悠仁以外の「器」を宿儺が求めていた可能性は非常に高そうですし…
だからといって、宿儺が自らの体とする「器」が誰でもよかったわけがありませんから…
宿儺が、自分の「器」としての適性を満たしているとして伏黒恵に目をつけていたということなのかもしれませんね!?
伏黒恵に目をつけたと思われる時にビリビリと伏黒恵の呪力を感じながら宿儺は
「いい いいぞ 命を燃やすのはこれからだったわけだ」
「魅せてみろ!! 伏黒恵!!」
と言っていましたが…(呪術廻戦2巻 第9話)
あの時、宿儺は、自分の「器」となるべき人間を見つけたことでハイテンションになっていたのでしょうかね!?
宿儺が伏黒恵に目をつけていたのは受肉し体を乗っ取るためではなかった!?
ですが… 虎杖悠仁の体の中にいる間に宿儺は、伏黒恵以上の強者を何人も見てきたはずですから…
宿儺が伏黒恵に期待していたのは、自らの「器」になることではなく、実は他の何かであったという可能性もまだ残っているかもしれません!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。