呪術廻戦考察 万(よろず)はどんな術師でどんな術式を使うのか?
伏黒津美紀に受肉していた千年前の呪術師・万(よろず)
羂索によって術式を与えられた覚醒タイプの泳者(プレイヤー)だと思われていた伏黒津美紀が実は受肉タイプの泳者で…
伏黒津美紀に受肉していたのは、千年前の術師=万(よろず)だったということが、週刊少年ジャンプ2023年10号に掲載された「呪術廻戦」第212話で明らかになりました!
伏黒津美紀の血のつながらぬ弟である伏黒恵も津美紀は受肉タイプではなく覚醒タイプだと完全に思い込んでしまっていたくらいですから仕方ないのかもしれませんが…
私も完全に伏黒津美紀は覚醒タイプなのだとばかり思い込んでしまっていました!
伏黒恵たちの前から飛び去った万
万は、伏黒津美紀が死滅回游から離脱するために渡されていた100点を使って結界(コロニー)の出入りを自由にできるという総則(ルール)を追加した後…
自分が万と呼ばれる千年前の術師であることを明かした上で伏黒恵や虎杖悠仁たちの前から飛び去っていきましたが…
はたして万とは、どんな術師で、どんな術式を持っているのでしょうか?
現時点で可能な限りの推察をしていってみたいと思います。
宿儺との戦いを望んでいる万はどんな術師でどんな術式を使うのか?
宿儺との戦いを望んでいる万
万(よろず)は、伏黒恵や虎杖悠仁の前から飛び去っていく時に
「初めてはやっぱりスクナ」
「じゃあね 待ってるわよ」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第212話)
「初めてはやっぱりスクナ」とは「千年ぶりに蘇って初めて戦う相手は やっぱり宿儺がいいな」という意味なのでしょう。
そして、「じゃあね待ってるわよ」というのは、この時点ではまだ虎杖悠仁の中にいた宿儺に対して言っていたのでしょうかね?
もしもそうだとすれば、万は、宿儺が虎杖悠仁に受肉していたことを知っているということになりそうですが… はたしてそうなのでしょうか?
宿儺と戦いたがっていたのは、宿儺もまた現代に蘇っているのを知っているからなのでしょうから…
やはり万は、虎杖悠仁の中に宿儺がいることを知っていたのではないでしょうかね?
万は宿儺との戦いを望むだけの実力がある術師
万が宿儺との戦いを望んでいるのは、それだけ自分の持つ力に自信があるからなのでしょう。
「初めてはやっぱりスクナ」と言っていたのは、まず最初は宿儺と戦い、宿儺を倒したら、また他の者と戦うつもりでいるからであって…
宿儺と戦っても勝てる自信があるからなのではないかとも推察できますね。
鹿紫雲一(かしもはじめ)のように宿儺がいかに強者であるかを聞かされて、宿儺との戦いを望んでいた者とは違って…
千年ぶりに蘇った術師である万は、宿儺の強さをよく知っているのではないかと思われますから…
それでも宿儺と戦い、勝つつもりでいるわけですから、自分の強さに相当な自信を持っていることは間違いないでしょう!
万の術式はどんなものなのか?
万は、昆虫のような羽を背中から出し、その羽を使って飛んでいましたが…(呪術廻戦 第212話)
もしかしたら万の術式は、あらゆる生物の能力を自在に使うことができるものなのではないでしょうかね?
「万」(よろず)は「全て」という意味を持っていますから、全ての生物の能力を自在に使うことができる術式を持っていたために万は、その名で呼ばれるようになったという事も考えられそうですしね!
全ての生物の能力を自在に使えるというと、「ジョジョの奇妙な冒険」の第2部に登場したカーズが、究極生命体(アルティミット・シイング)になった時のようですが…
もしも本当に万が、究極生命体となったカーズのように全ての生物の能力を使えるのだとしたら…
激突は必至と思われる宿儺と万の戦いが、いったいどんなものになってくるのかがメチャクチャ楽しみになってきますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。