竹の口枷が禰豆子にずっと必要だったのか? 鬼滅の刃考察
禰豆子といえば竹の口枷がトレードマークだが…
禰豆子といえば竹の口枷(くちかせ)、竹の口枷といえば禰豆子と言ってもいいくらい竹の口枷は禰豆子のトレードマークになっていましたね!
で… 禰豆子は、人間に戻るまでずっと竹の口枷をし続けていましたが…
あの竹の口枷を禰豆子はずっと必要としていたのでしょうか?
竹の口枷を禰豆子にしたのは冨岡義勇
禰豆子が人間に戻るまで(つまり鬼となっている間)ずっとし続けていた竹の口枷は、冨岡義勇によって作られ、つけられたものです。
冨岡によって気絶させられた炭治郎と禰豆子が目を覚ました時には既に禰豆子が竹の口枷をしていましたので(鬼滅の刃1巻 第1話)それ以外に考えようがありませんでしたが…
「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」36ページに禰豆子の竹の口枷について
「鬼化したばかりの時駆けつけた水柱・冨岡がつけた口枷 人を襲わないための配慮であろう」
と解説がなされていたことによって、やはり口枷が冨岡が作ったものであったことが確認できました。
ずっと人を襲わなかった禰豆子は竹の口枷を必要とし続けていたのか?
禰豆子には竹の口枷は必要なくなっていた!?
禰豆子は
■鬼になったばかりの時に炭治郎を襲おうとした
■炭治郎を守ろうとして冨岡義勇に向かっていった(鬼滅の刃1巻 第1話)
という例外を除くと一度も人間を襲ったことはありません。
それどころか禰豆子は、不死川実弥に三度刺され、目の前に血塗れの腕を差し出されてもソッポを向き、けっしてその腕に噛みつこうはしませんでした。(鬼滅の刃6巻 第47話)
ですから… 鬼になったばかりの禰豆子には、いきなり人を襲おうとするのを抑えるために竹の口枷が役立っていた可能性はありますが…
しばらくして禰豆子が、鬼化した自分の状態に慣れて以降は、もう竹の口枷を必要とはしていなかったのではないかとも考えられますね!
竹の口枷をしていたからこそ禰豆子は人を襲わなかった!?
ですが… 確かに禰豆子は、鬼になってすぐの時を除けば一度も人を襲わなかったのは、竹の口枷をしていたからこそだと考えることもできますね。
冨岡が、炭治郎と禰豆子が気絶している間にわざわざ口枷を竹で作り、禰豆子の口にさせたのは…
口枷をさせることが鬼の本能を抑えるために有効であると知っていたためではないかとも考えられます。
また、禰豆子が、人間に戻るまでずっと竹の口枷をするのをやめようとしなかったのは、竹の口枷が自分の鬼としての本能を抑えるために有効だと感じていたからかもしれませんよね!?
ですから、竹の口枷は禰豆子にとって人間に戻るまでずっと必要なアイテムだったのかもしれません。
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。