続テルマエ・ロマエ第3話感想&考察 さつきの言葉=日本語を学習中のルシウス
ルシウスが奇妙な片言を話していると思ったら…
2月20日に「少年ジャンプ+」で配信された「続テルマエ・ロマエ」第3話についての感想と考察を記させていただきます!
「続テルマエ・ロマエ」第3話は食べ物を口にしたルシウスが
「コレ オイシイ ナイヨ!!」
と奇妙な片言で話しているところから始まりましたが…
どうやらルシウスは、息子マリウスから「さつきの国の言葉」を教わっていたようですね!
マリウスは、さつきに育てられたためにどうやら「さつきの国の言葉」=日本語を話せるようになっていたみたいです!
もっともマリウスは、「さつきの国の言葉」を日本語とは知らないようで「母さんの属州の言葉」と言っていましたけれどもね。
さつきはやはり現代の日本に戻っているっぽい!?
さつきが突然姿を消してから5年が経っているようですが…
■トライアヌスの浴場に行く・夕方には戻ると言って出掛けたまま、さつきは戻らなかった
■さつきが浴場で湯につかっているところを見たという証言はある
といった事がわかりましたから…
さつきはやはり入浴中にタイムスリップして現代の日本に戻ってしまっている可能性が高そうですね!
温泉で空間を超越する不可思議な現象=タイムスリップを何度も何度も体験しているルシウスは、さつきが姿を消したのも不可思議な現象のためではないかと考えていたようで
「もしかすると湯を通じて自分の国に戻ったのかもしれん…」
と言っていましたが…
ルシウスは、自分が、また平たい顔族の国に湯を通じて移動した時にそこに戻っていたさつきと再会できるのではないかとは考えていないのでしょうかね?
ルシウスは別世界への移動の話を息子マリウスに話している
ルシウスが、さつきが「もしかすると湯を通じて自分の国に戻ったのかもしれん…」と言うと、それを聞いて息子マリウスが
「出たよ オヤジ得意の別世界に移動妄想…」
と呆れたような顔をして言っていましたから…
どうやらルシウスは、温泉で空間を超越し、別世界に移動してしまうという不可思議な体験を何度もしてきている事をマリウスには話していたようですね!
もっとも… そんな話を父ルシウスから何度も聞かされていてもマリウスは父の話を信じはせずに父の妄想だと決めつけているようですが…
温泉に入っていて別世界に移動してしまうなどという話を信じろというのが無理な話でしょうから、マリウスがルシウスの話を信じないのは当然でしょうね!
続テルマエ・ロマエ第3話感想&考察 古代ローマでは湯の花のことを…
湯の花のことを古代ローマの人々は知らなかったようだが…
「続テルマエ・ロマエ」第3話の中でも言及されていたとおりに湯の花は温泉成分が凝縮され固形化したものですから…
古代ローマの人々にとっても湯の花は見慣れたモノになっていたのではないかと思いますが、どうやらそうではなかったようですね!
まあ… 世界一の温泉大国=日本にも湯の花を汚れと間違える人が少なくないようですから…
それまで湯の花を見た事がない人が、湯の花のことを汚らしいモノ、不気味なモノと思い込んでしまうのは、無理もないのかもしれませんが。
浴場技師ルシウスの仕事って…?
ルシウスは、片言レベルの日本語能力ながら、タイムスリップした現代日本で湯の花が温泉成分が凝縮・固形化したものである事を理解して古代ローマに戻り…
バイアエでの湯の花への人々の誤解を解いたみたいですね!
温泉を蘇らせた見事な仕事ぶりである事は間違いないんですが… これって温泉技師の仕事だったのでしょうかね?
湯の花マニアの温泉経営者は…
ルシウスはアントニヌス・ピウス帝からバイアエの温泉を蘇らせた功を称えられると…
自分に湯の花のことを教えてくれた湯の花マニアの温泉経営者のことを思い出しながら
「ありがとう YUNOHANA そなたの温泉への熱意と知識がローマの危機を救ってくれたことは一生忘れまい…」
と心の中で言っていましたが…
湯の花マニアの温泉経営者は、まさか自分が時空を超越して古代ローマの危機を救っていたなどとは夢にも思わなかったでしょうね!
【テルマエ・ロマエ考察 その他の記事】
※この記事はKADOKAWA刊・ヤマザキマリ著「テルマエ・ロマエ」全6巻、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
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