鬼滅の刃考察 なぜ悲鳴嶼行冥が痩せ細っていた時から強かったのか?
痩せ細っていた時から強かった悲鳴嶼行冥
岩柱・悲鳴嶼行冥の肉体は、最終決戦の際に対峙した上弦の壱・黒死牟に
「素晴らしい… 極限まで練り上げられた肉体の完成形… これ程の剣士を拝むのは… それこそ三百年振りか…」
と心の声で言わせるほどに(鬼滅の刃19巻 第169話)戦闘のために鍛え上げられたものになっていました。
ですが… 鬼殺隊の隊士となる以前に初めて鬼と戦った時の悲鳴嶼行冥は、食べる物も少なかったために痩せ細っていたようです。
ですがですが… 痩せ細っていたのにも拘わらずに悲鳴嶼行冥が、振るった拳は、自分で恐ろしくなるほどの威力を持っていて…
夜が明けるまで鬼の頭を殴り潰し続けた悲鳴嶼行冥は、徒手空拳だけで鬼を倒してしまいました。(鬼滅の刃16巻 第135話)
岩柱となり、極限まで練り上げられた肉体を持つようになった悲鳴嶼行冥は、柱の中でも最強と言われるほどに強かったですが…
痩せ細っていた時の悲鳴嶼行冥も徒手空拳だけで鬼を倒してしまえるくらいに強かったということになりますね。
痩せ細っていた時の悲鳴嶼行冥の筋肉量は少なかったはずだが…
当然のことではありますが、痩せ細っていた時の悲鳴嶼行冥の筋肉量は少なかったはずです。
それにも拘わらず、鬼を倒すほどの力を悲鳴嶼行冥が発揮できたのは、いったいなぜだったのでしょうか?
痩せ細っていた時から強かった悲鳴嶼行冥の肉体の謎
悲鳴嶼行冥は甘露寺蜜璃と同じ高密度の筋肉の持ち主だったのか?
痩せ細っていても鬼を倒せるほどの力を発揮できたのは、もしかしたら悲鳴嶼行冥が甘露寺蜜璃と同じように高密度の筋肉の持ち主だったからではないでしょうか?
甘露寺蜜璃は、筋肉の密度が常人の8倍ある特殊な肉体の持ち主で、見た目を遥かに上回る筋力を持っています。(鬼滅の刃14巻 第123話)
もしも、悲鳴嶼行冥が、甘露寺蜜璃と同じように高密度の筋肉を持っていたとしたら、見た目が痩せ細っていた頃でも鬼を倒せるほどの力を発揮できたことも納得できるようになります。
既に岩の呼吸を無意識のうちにできていた!?
鬼殺隊に入隊し、岩柱となった悲鳴嶼行冥は、岩の呼吸を使うようになっていましたが…
もしかしたら悲鳴嶼行冥は、鬼殺隊入隊以前から無意識のうちに岩の呼吸をある程度遣っていたのではないでしょうか?
その場合も、痩せ細っていて、筋肉があまりなかったはずの悲鳴嶼行冥が、徒手空拳で鬼を倒せるほどの力を発揮できたことが納得できるようになりますね。
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。