呪術廻戦考察 来栖華の伏黒恵への想いが天使を動かすことになる?
来栖華が子供時代に伏黒恵と出会っていた事が判明
週刊少年ジャンプ2023年8号に掲載された「呪術廻戦」第210話「未知への供物②」で来栖華が子供時代に伏黒恵に出会っていたという事が判明しました。
あまり賢くはなさそうな呪霊や何人かの子供たちと一緒に廃屋の中で暮らすという悲惨な生活を子供時代の来栖華は、一年近く送っていたようですが…
その間に泣いたり、うるさくしたりした子は皆、いつの間にかいなくなっていたといいますから…
おそらく子供たちの親になっているつもりだったあまり賢くなさそうな呪霊の怒りを買うことになって泣いたり、うるさくしたりした子供は命を奪われてしまったのでしょう。
そんな来栖華の前に五条悟と子供時代の伏黒恵、そして、玉犬(ぎょくけん)白が現れたわけですから…
「呪術廻戦」第210話の中ではハッキリとは描かれてはいませんでしたが、来栖華を含めた何人かの子供たちと一緒に暮らしていた賢くなさそうな呪霊は、五条たちによって祓われたのでしょう。
来栖華は伏黒恵といつか巡り合うことを信じていた
来栖華は伏黒恵のことを自分にとっての「運命の人」と思っているようですし、来栖華と共生している天使は
「まず君を助けた理由だが 華は君を以前」
と言いかけ、その先を話すことを来栖華に止められていましたが…(呪術廻戦 第199話)
どうやら来栖華は、子供時代に出会った伏黒恵にいつかまた巡り合うことを信じて伏黒恵の隣にいるのに相応しい人間になろうとしてきていたようです。(呪術廻戦 第210話)
五条悟や玉犬・白と一緒にいた伏黒恵のことを見かけたというだけでは来栖華が、伏黒恵のことを「運命の人」とまで想うようになるとは思えませんし…
五条悟が伏黒恵に「モテちゃうかもよ?」と言ったリしていましたから…(呪術廻戦 第210話)
自分たちと一緒にいた呪霊を祓うのに五条悟だけではなく、子供時代の伏黒恵も活躍しているところを来栖華は見ていたのかもしれませんね!?
まあ… 来栖華が伏黒恵の活躍を見たのだとしてもそうではなかったとしても… とにかく来栖華が子供時代から伏黒恵のことを「運命の人」と想い続けてきたことは間違いないわけですが…
この来栖華の伏黒恵への想いが、もしかしたら天使を大きく動かし…
さらには「呪術廻戦」の物語を大きく動かすようになっていくのではないでしょうかね?
伏黒恵への来栖華の想いが天使を動かし「呪術廻戦」の物語を動かす!?
天使は五条悟解放に協力するのは堕天=宿儺を屠ってからと言っている
天使は堕天=宿儺を屠(ほふ)ることができれば、五条悟を獄門彊による封印から解放することに協力すると言っていましたが…(呪術廻戦 第199話)
宿儺を屠るという事は、すなわち虎杖悠仁を屠るという事になるわけですから、これは目茶苦茶ハードルが高くなりますよね!
というか… もしも虎杖悠仁が命を失うとしたら、それは「呪術廻戦」の物語が終わる直前になるでしょうから…
五条悟の解放は、それまではないという事になりますね!
ですが… なぜ五条悟を封印から解放しようとしているのかを伏黒恵たちから聞かされ、なおかつ伏黒恵が五条悟解放のためにどれだけ必死になっているかを知ったら…
来栖華は、堕天を屠る前でも五条悟解放に協力すべきだと天使に意見し…
天使が、その来栖華の意見を聞き入れ、堕天を屠る前に五条悟解放に協力するという事もあり得るかもしれませんね!?
天使と来栖華は今後も伏黒恵と戦い続ける!?
また… 来栖華が伏黒恵のことを「運命の人」と思い、彼の隣にいるのに相応しい人間であろうとしているという事は…
今後、天使と来栖華が、伏黒恵と行動を共にし、一緒に戦い続ける事につながっていくのかもしれませんね?
宿儺に期待されている伏黒恵を天使と共生している来栖華が「運命の人」と思っている事が…
宿儺は伏黒恵に何か特別な期待をしているようですが…
その宿儺に期待されている伏黒恵のことを「運命の人」と思っている来栖華が、宿儺=堕天を屠ろうとしている天使と共生しているというのは、非常に皮肉な感じがしますね!
そして、この皮肉な感じがする来栖華と伏黒恵の関係が「呪術廻戦」の物語を大きく動かすことことになりそうな気がします!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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