呪術廻戦考察 宿儺は五条悟との対決では十種影法術を使わないのか?
宿儺は伏黒恵の十種影法術のポテンシャルを評価していたはずだが…
宿儺は、伏黒恵の肉体に乗り移ったばかりの時に
「あの時 伏黒恵に感じたのは 術式の潜在能力(ポテンシャル)と俺への耐性だ 小僧のように「器」ではなく「檻」になられると始末が悪い」
と心の声で、伏黒恵に自分の「器」として目をつけた理由を語っていました。(呪術廻戦 第213話)
この事によって宿儺が、伏黒恵の術式「十種影法術」(とくさのかげぼうじゅつ)のポテンシャルを高く評価していた事が明らかになったわけですが…
宿儺は、その高く評価していたはずの十種影法術を五条悟との対決では、これまでのところ使っていませんが…
このまま五条悟との対決では、十種影法術を使わないつもりなのでしょうか?
それとも、五条悟との対決でも、これから十種影法術を使ってくるのでしょうか?
五条悟の無下限呪術を破るために魔虚羅が必要なのかと思ったが…
五条悟と同じように六眼持ちの無下限呪術使いだった五条家の当主が、御前試合で禪院家の当主と戦い、両者ともに命を落としていますが…
禪院家の当主の術式は、伏黒恵と同じ「十種影法術」だったようですから…(呪術廻戦14巻 第117話)
おそらく両者は、禪院家の当主が「十種影法術」で呼び出した魔虚羅(まこら)こと八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)によって絶命させられたのでしょう。
魔虚羅が禪院家の当主の命を奪う事ができたのは、あらゆる事象への適応を可能とする能力(呪術廻戦14巻 第118話)によって無下限呪術を無効化できたからなのでしょう。
ですから… 伏黒恵の肉体に乗り移った事によって「十種影法術」を使えるようになった宿儺は、魔虚羅を呼び出して、五条悟の無下限呪術を破るのではないかと私は予想していました。
ですが… 実際に五条悟と宿儺の最強対決が始まると、宿儺は、領域展延で術式を中和することによって無下限呪術を破ってきていました。(呪術廻戦 第225話)
となりますと… 宿儺は、もう五条悟との対決で十種影法術を使ってくることはないのでしょうかね?
五条悟との対決で宿儺は十種影法術を使うのか? 使わないのか?
宿儺は五条悟との戦いで十種影法術を使わない!?
宿儺は、万との戦いでは、十種影法術を使いまくっていましたが…
それは、十種影法術のみで万に肉体を乗っ取られた伏黒津美紀を破壊することによって伏黒恵の魂を沈めるためでした。(呪術廻戦 第217話)
そして、宿儺は、思惑どおりに十種影法術のみで万を倒し、万の器になっていた伏黒津美紀を破壊したことによって目的を果たしていました。(呪術廻戦 第219話)
ですが… 五条悟との対決では、万との戦いの時のように十種影法術をあえて使う必要が宿儺には特にないはずです。
ですから、五条悟との対決では、宿儺は、このまま十種影法術を使う事はないのかもしれませんね!?
宿儺は五条悟との戦いで十種影法術を使う!?
確かに宿儺には、万との戦いの時とは違って、五条悟との対決では、伏黒恵の魂を沈めるために十種影法術を使う必要はありません。
ですが… 五条悟を倒すために十種影法術を使う事が必要になってくれば、もちろん宿儺は、十種影法術を使ってくるはずですね!
そして… 宿儺は、十種影法術のポテンシャルを高く評価していたわけですから…
五条悟との対決でも宿儺が、十種影法術を使ってくる可能性は、まだ残されているのではないでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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