鬼滅の刃考察 鬼舞辻無惨が褒めるのは女性だけなのか? だとしたら、それはなぜ?
いつも部下である鬼たちに厳しい鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨は、いつも部下である鬼たちに対し、厳しすぎるくらいに厳しかったですよね!
かの有名なパワハラ会議の際には、下弦の鬼たちに一切。発言の機会さえ与えずに理不尽極まりないかたちで下弦の鬼たちを追い詰め…
挙句の果てに彼らの命を奪ってしまったのは(鬼滅の刃6巻 第51話~第52話)その最たる例でした。
そして、せっかく刀鍛冶の里の場所を掴んでいた玉壺に対しても、褒めることも労をねぎらうことも全くせずに
「まだ確定していない情報を嬉々として伝えようとするな」
などとしか言わなかった(鬼滅の刃12巻 第98話)のを見た時には、玉壺が気の毒に思えてきてしまいました!
もっとも、そんな鬼舞辻無惨も半天狗と戦っていた禰豆子が、太陽を克服したと知った時には
「よくやった半天狗!!」
と言っていましたが…(鬼滅の刃15巻 第127話)
鬼舞辻無惨が、そう言って半天狗のことを褒めていた時には、もう半天狗は絶命してしまっていました!
堕姫のことを褒めていた鬼舞辻無惨
ですが、そんな鬼舞辻無惨が、堕姫のことは褒めていたんですよね!
鬼舞辻無惨は、堕姫がいる吉原の遊郭までわざわざ自ら出向いていって
「私はお前に期待しているんだ」
「お前は誰よりも美しい そして強い柱を七人葬った」
「これからもっともっと強くなる 残酷になる 特別な鬼だ」
などと言っていました。(鬼滅の刃9巻 第74話)
もっとも、そのわりには、妓夫太郎・堕姫が倒されてしまうと鬼舞辻無惨は
「妓夫太郎は負けると思っていた 案の定 堕姫が足手纏いだった 始めから妓夫太郎が戦っていれば勝っていた」
などと言っているんですけれどもね!(鬼滅の刃12巻 第98話)
鳴女のことも褒めていた鬼舞辻無惨
鳴女が、その血鬼術による探査能力によって次々と鬼殺隊の隊士たちの居所を把握していっていた時に鬼舞辻無惨は
「鳴女 お前は私が思った以上に成長した 素晴らしい」
と言っていました。(鬼滅の刃16巻 第134話)
めったに部下である鬼を褒めることがない鬼舞辻無惨が、珍しく褒めていたのが、既に絶命したいた半天狗を除くと堕姫と鳴女で、いずれも女性だったとなりますと…
これが、たまたまであったとか偶然であったとは、考えられないように思えますね!
なぜ鬼舞辻無惨が褒めるのは女性だけなのか? もしかしたらフェミニスト?
鬼舞辻無惨は実はフェミニスト!?
鬼舞辻無惨は、実はフェミニストなのでしょうか?
フェミニストという言葉には、色々な意味があり…
・女性の権利を尊重し、女性が不平等な扱いを受けるのを解消しようとする人
・価値観の多様性を認める人
などの意味もありますが…
鬼舞辻無惨は、「女性に優しく接する男性」という意味のフェミニスト的な要素を持っているのかもしれませんね?
もちろん鬼舞辻無惨が、全ての女性に対して優しいというわけではない事は言うまでもありませんが…
一部の価値を認めた女性に対しては、優しく接するのかもしれません!?
堕姫が、倒された後で「妓夫太郎は負けると思っていた 案の定 堕姫が足手纏いだった 始めから妓夫太郎が戦っていれば勝っていた」などと言っていたのは…
実は、自分が評価し、褒めてやっていた堕姫が、期待を裏切り、倒されてしまったために腹を立てていたためだっととも考えられるかもしれませんね!?
女性に対しては褒める事が有効だと鬼舞辻無惨は思っていた!?
部下である鬼たちに厳しすぎるくらいに厳しくしている事が多かった鬼舞辻無惨ですが…
もしかしたら、女性に対しては褒める事が有効であるとでも思っていたのかもしれませんね?
もしも、そうだっととすれば、鬼舞辻無惨に褒められていた部下が、堕姫と鳴女で、いずれも女性だったことを納得できます!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。