柱稽古で最も過酷で危険だったのは誰の稽古?|鬼滅の刃考察

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鬼滅の刃考察 柱稽古で最も過酷で危険だったのは誰の稽古だったのか?

柱稽古のことを知った時の炭治郎と善逸の反応

柱より下の階級の者が、柱を順番に巡り、稽古をつけてもらうという合同強化訓練=柱稽古が始まったと知った時の炭治郎と善逸の反応は、全く対照的なものでした。

開口一番、炭治郎が「そうなんだ! 凄いな」と言うと、善逸は

「何も凄くねぇわ 最悪だよ地獄じゃん 誰なんだよ考えた奴 死んでくれよ」

と言っていました。

そして、その後、炭治郎が

「自分よりも格上の人と手合わせしてもらえるって上達の近道なんだぞ 自分よりも強い人と対峙すると それをグングン吸収して強くなれるんだから」

と言うと、善逸は

「そんな前向きなこと言うんであれば 俺とお前の仲も今日これまでだな」

と言いながら炭治郎の頭に噛みついていました。(鬼滅の刃15巻 第130話)

柱稽古の内容は善逸が言っていたとおりに確かに地獄だったかも…

柱稽古の具体的な内容は

■元音柱・宇髄天元による基礎体力向上を目的としたしごき

■霞柱・時時透無一郎による高速移動の稽古

■恋柱・甘露寺蜜璃による地獄の柔軟(殆ど力技によるほぐし)

■蛇頭・伊黒小芭内による太刀筋矯正

■風柱・不死川実弥による無限打ち込み稽古

■岩柱・悲鳴嶼行冥による筋肉強化訓練

といったものでしたが…(鬼滅の刃15巻 第130話~16巻 第135話)

確かに善逸が言っていたとおりに「地獄」と言ってしまってもいいような過酷なものでしたが…

その中でも最も過酷で危険だったのは、誰(どの柱)による稽古だったでしょうか?

考えていってみたいと思います!

柱稽古の中で最も過酷で危険だったのは、どの柱による稽古だった?

漫画友達・柱稽古で最も過酷で危険だったのは誰の稽古?|鬼滅の刃考察|イメージ鴉シルエット

隊士たちが障害物にされてしまう蛇柱・伊黒小芭内の柱稽古

太刀筋矯正を目的とした蛇柱・伊黒小芭内の柱稽古では、障害物を避けて、太刀を振るわなければなりませんが…

その障害物にされているのは、柱稽古に参加した鬼殺隊の隊士たちです!

炭治郎が、障害物にされている隊士たちが、何か罪を犯したのかと尋ねると、伊黒は

「…まあそうだな 弱い罪 覚えない罪 手間を取らせる罪 イラつかせる罪という所だ」

などと言っていましたが…(鬼滅の刃15巻 第132話)

はたして伊黒に手間を取らせず、イラつかせなかった隊士がいたんでしょうかね?

いたとは思えませんから… 伊黒の柱稽古にやって来た隊士たち全員が障害物にされていたのかもしれませんね!?

いつ大怪我をすることになるか、下手すれば命を落とすことになるかわからない障害物にされた者たちは、まさに地獄の苦しみを味わっていたはずですが…

障害物とされている者たちに大怪我をいつさせてしまうかわからない恐怖を味わいながら、太刀を振るわなければならない者もまた精神的にこれはきつかったでしょうね!

常に前向きな炭治郎でも心が折れそうになった風柱・不死川実弥の柱稽古

風柱・不死川実弥による無限打ち込み稽古とは、不死川に斬りかかっていくという単純な打ち込み稽古でしたが…

反吐(へど)をぶちまけて失神するまでが一区切りで、それまで休憩なしという身体的に非常にハードなものでした。

炭治郎は、乱闘騒ぎのために不死川との接近を禁止され、稽古を中断することになりましたが…(鬼滅の刃15巻 第133話)

あの常に前向きな炭治郎が、ボコボコのゲロまみれになり、初日で心が折れそうになっていた事からも(鬼滅の刃15巻 第132話)その地獄ぶりが窺えます。

真冬の川より冷たい滝に打たれ、岩を109メートル動かさなければならない岩柱・悲鳴嶼行冥の柱稽古

岩柱・悲鳴嶼行冥による柱稽古は

■滝に打たれる

■丸太三本を担ぐ

■岩を一町(約109メートル)先まで押して運ぶ

という三つの修行から成っていましたが…

川の水は、善逸に言わせると真冬の川よりも冷たく、滝に打たれるのも野生児・伊之助が意識を失うほど過酷な事で…

岩は、一町どころか炭治郎には六日かかっても全く動かすことができずにいました。(鬼滅の刃16巻 第134話)

また、炭治郎は、岩を一町動かせた時には、脱水症状になり、命が危険な状態になってしまっていました。(鬼滅の刃16巻 第135話)

柱稽古の中で最も過酷で危険で地獄度が高かったのは風柱の稽古!?

岩柱・悲鳴嶼行冥による柱稽古も超過酷で危険なものだった事は間違いありませんが…

悲鳴嶼は、それを強制する事はなく、やめたいと思った隊士.は、いつ稽古をやめるのも自由でした。(鬼滅の刃16巻 第134話)

それに対し… 風柱・不死川実弥の柱稽古から逃げ出そうとしていた善逸は、不死川から

訓練に戻るか、命を奪われるかの二択を迫られてしまっていました。(鬼滅の刃15巻 第132話)

岩柱の柱稽古も風柱の柱稽古も、どちらも過酷で危険なものではありましたが…

途中で稽古をやめる自由がなかった分だけ、風柱の柱稽古の方が、より地獄度は高かったのではないでしょうかね!?

また… 精神的なきつさと他者に自分の命をゆだねなければならないという点で、蛇柱・伊黒小芭内の柱稽古も風柱の柱稽古に負けず劣らずの地獄度だったかもしれませんね!?

漫画友達・柱稽古で最も過酷で危険だったのは誰の稽古?|鬼滅の刃考察|イメージイラスト藤の花

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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。

本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。

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