スパイファミリーアニメ30話「越境作戦」感想&考察PART1
「ガーデン」店長の意味深な言葉
暗殺組織「ガーデン」の店長が、手入れをしている庭のことについて、水を与えたり、剪定をしたりして丹念に手入れをしていれば、世界はこんなにも美しいままでいられると言っていましたが…
この言葉って、絶対に単に手入れをちゃんとしていれば庭を美しく保つことができるという意味だけではなく、他の意味も持っていましたよね?
おそらく店長は、丹念に手入れをしていれば庭を美しく保てるのと同じように… 世界だってちゃんと手入れをしていれば美しく保つことができると言いたかったのでしょう!
「ガーデン」は暗殺組織なわけですから、庭を美しく保つために剪定をするように… 世界を美しく保つためには、危険な人物・邪魔な人物は消さなければならないという意味で…
店長は、あのように言っていたのでしょう。
もっとも… 〈いばら姫〉であるヨルは、おそらく店長の言葉の裏に潜んでいたそんな意味を理解してはいなかっただろうと思いますが。
店長は「万が一の保険」と言っていたが…
グレッチャー家の生き残り=オルガ・グレッチャーとその息子を第三国の船に乗せるまでの護衛が、今回の〈いばら姫〉の任務になりましたが…
店長は、今回の〈いばら姫〉の任務は「万が一の保険」だとも言っていましたね。
ですから… その言葉を素直に信じれば、店長は、オルガ・グレッチャーたちの命を奪おうとする者たちが船に乗ってくる可能性は低いと思っていたという事になりそうですが…
はたして本当にそうだったのでしょうかね?
実際のところは、店長は、オルガ・グレッチャーたちの命を奪おうとする者たちが船に乗ってこなければ、それに越したことはないが…
オルガ・グレッチャーたちの命を奪おうとする者たちが船に乗ってくる可能性もかなりあるとくらいは思っていたのではないでしょうかね?
スパイファミリーアニメ30話「越境作戦」感想&考察PART2
〈いばら姫〉でい続ける事に疑問を感じていたヨル
ユーリがちゃんと大人になっているという事を改めて実感したヨルは、ユーリをちゃんと育てるために始めた殺し屋の仕事を続ける事に意味があるのかについて考え込んでしまっていましたね!
そして… ヨルは、〈いばら姫〉としての任務を遂行するために出かけながらも、任務がなければ旅行を楽しめたとか、もしこれで〈いばら姫〉の仕事を最後にしたらなどと考えていましたから…
〈いばら姫〉でい続けるためにロイドと偽装結婚し、フォージャー家の一員になったヨルですが…
どうやら今では、〈いばら姫〉でいる事よりもフォージャー家の一員でいる事の方が、ヨルにとって大事な事になっているようですね!
偶然の幸運を素直には信じないロイド
アーニャは、抽選会の係になっていた店員のセコい小細工を彼らの心を読んだために知ることになり…
その結果、アーニャは1等の豪華クルーズ船の旅ペアチケットを引き当てたわけですが…
アーニャが1等を引き当てた理由を知らないロイドは、アーニャが1等を引き当てた事を何かの罠なのではないかと疑っていましたね!
偶然の幸運(本当はアーニャの超能力あっての事であって偶然の幸運ではないのですが)を素直に信じることができずに何かの罠ではないかと疑ってしまうのは…
ロイドが、スパイであるために警戒心、猜疑心が非常に強くなっているためなのでしょうね!
また… 偶然を装って罠を仕掛けるような事をロイド=〈黄昏〉自身が、よくしているためでもあったのかもしれませんね!
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いばら姫=ヨルの標的に黄昏=ロイドがなる?|スパイファミリー考察
※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~12巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。
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