続テルマエ・ロマエ第4話感想&考察 ルシウスが川端康成と出会う!?
タイムスリップしたルシウスが出会った青年は川端康成!?
3月5日に「少年ジャンプ+」で配信された「続テルマエ・ロマエ」第4話についての感想と考察を記させていただきます!
「続テルマエ・ロマエ」第4話ではルシウスが伊豆の温泉宿にタイムスリップしていましたが…
どうやら今回、ルシウスが出会っていたのは学生時代の川端康成だったようですね!
川端康成の「伊豆の踊子」が川端の実体験に基づいて描かれたという事は有名な話で…
川端康成は第一高等学校(現在の東京大学)の学生だった大正7年(1918年)に伊豆に一人旅をし、その時の体験を元に大正15年(1926年)に「伊豆の踊子」を著しています。
そして、大正7年に川端康成が宿泊した伊豆の旅館=福田家は現在も「伊豆の踊子の宿」として営業中のようですが…
今回、ルシウスが出会った川端青年は、伊豆へ一人旅し、福田家に泊まった学生時代の川端康成におそらく間違いないでしょう。
ということは… 今回、ルシウスは大正7年の伊豆へタイムスリップしていたという事になりますね!
川端青年に弘法大師のことを聞かされたルシウスは…
ルシウスは、川端青年に弘法大師のことを修善寺を開湯した人と聞かされ、弘法大師のことを「この国(平たい顔族の国)の「温泉の神」的存在らしいと思い込んでいたみたいですが…
友人の作家アンペリウスに「…戻ってくるといいな お前の奥さん」と言われた後、散歩に出たルシウスは
「確かに妻には会いたい だがもしかすると今の私が一番望んでいるのは QUOBODAISI- 平たい顔族の温泉文化に深く関わるあの謎の男に出会うこと…」
などと心の声で言っていましたね!
それほど弘法大師に対してルシウスが関心を持ってしまったとなりますと…
いずれルシウスは、タイムスリップした先で弘法大師・空海と出会うことになるのでしょうかね?
弘法大師・空海は平安時代の人物ですから… もしも弘法大師・空海にルシウスが出会うとすれば、それは平安時代にタイムスリップした時という事になりますが。
続テルマエ・ロマエ第4話感想&考察 今回のルシウスのタイムスリップの理由は?
ルシウスはタイムスリップで浴場についてのアイデアを得ていなかったが…
今回、ルシウスが大正時代にタイムスリップし、川端青年と出会ったのは、いったいなぜだったのでしょうか?
今回のルシウスは、いつものように浴場についてのアイデアをタイムスリップによって得てはいませんでしたが…
タイムスリップ後に友人の作家アンペリウスに純愛小説のネタを与える事によって結果としてノリクムの宿を千客万来状態にしていました!
ルシウスは自分が携わったノリクムの大浴場の成功が、情緒あふれる温泉を潰す事になってしまった事を不本意に思っていましたが…
今回のタイムスリップでは川端青年との出会いによって純愛小説のヒントを得て、それをアンペリウスに教えることによって小説「ノリクムの踊り子」を書かせ、ヒットさせ…
その結果、ノリクムの情緒あふれる温泉宿を千客万来状態にしたわけですから…
タイムスリップによって得たアイデアによって浴場を繁栄に導いたという点は、いつものタイムスリップと同じだったという事になりますね!
アンペリウスもけっこう純粋
川端青年と出会ったことでルシウスが得たネタを教えられていたとはいえ、人々をあれだけ夢中にさせる純愛小説が書けたわけですから…
ルシウスの友人の作家アンペリウスもああ見えて実はけっこう純粋な人間だったりするのかもしれませんね!?
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※この記事はKADOKAWA刊・ヤマザキマリ著「テルマエ・ロマエ」全6巻、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
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