呪術廻戦考察 宿儺は浴によって伏黒恵に根を下ろし完全状態になるのか?
宿儺の「浴」とは何なのかまだ明かされていない
2018年11月14日の深夜(=羂索が九十九由基と戦う一日ちょっと前)に裏梅が羂索に
「悪くない ここなら宿儺様にもご満足頂ける“浴”(よく)ができる」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第209話)
この裏梅が宿儺にさせようとしている「浴」というのが、いったい何なのかは、まだわかっていません。
宿儺が満足できる「浴」をするためには、それなりの場が必要なようだが…
裏梅が「ここなら宿儺様にもご満足頂ける“浴”ができる」と言っていたわけですから…
宿儺が満足できる「浴」とやらをするためには、それなりの場が必要ということになりそうですね!?
そして、「浴」という文字は「入浴」の「浴」であり、「浴びる」の「浴」であり、国語辞典では「浴」とは
・水や湯などに体をひたす
・風呂に入る
となっているわけですから…
裏梅は… 何かを満たしたところを用意し、そこで、その何かの中で宿儺に体をひたらせてもらおうとしているのかもしれないですね?
もしもそのとおりだったとしたら、宿儺が「浴」の時に体をひたすものとして考えられそうなものは…
・呪力を高める効果を持つ何か
・呪力そのもの
・人間の生き血
などなどといったところになってくるでしょうかね?
宿儺は「浴」をする必要がある!?
裏梅が宿儺に「浴」をさせることが必要なためにその準備をしているのだとしたら…
なぜ宿儺は「浴」をする必要があるのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
宿儺が「器」=伏黒恵に根を下ろすために「浴」が必要なのか?
天使は宿儺=堕天が強く根を下ろす前に伏黒恵から剥がそうとしていた!
天使は、大技「邪去侮の梯子」(やこぶのはしご)を使い、伏黒恵から宿儺=堕天を剥がしにかかる前に共生している来栖華に
「堕天がより強く根を下ろす前に彼から剥がし消し去る!!」
「賭けるしかないんだ!! もう…!!」
と言っていました。
そして、実際に天使が「邪去侮の梯子」を使うと、宿儺は非常に大きなダメージを受け、苦しそうにしていましたから…(呪術廻戦 第213話)
実際に宿儺は伏黒恵から剥がされそうになっていたのだと思われますが…
天使が「堕天がより強く根を下ろす前に彼から剥がし消し去る!!」と言っていたのは、たとえ大技「邪去侮の梯子」を使っても…
伏黒恵の体に宿儺=堕天が完全に根を下ろしてしまったら、もう伏黒恵から宿儺=堕天を剥がせなくなってしまうと知っていたためなのではないでしょうかね?
そして… 宿儺が「器」となった者に強く根を下ろすために「浴」が必要になるのかもしれませんね!?
「浴」が宿儺が「器」=伏黒恵に強く根を下ろすために必要なのだとしたら…
もしも「浴」が、宿儺が「器」となった者に強く根を下ろすために必要なことなのだとしたら…
伏黒恵の体を乗っ取ったものの、まだ「浴」をしていなかった宿儺は、完全な状態には程遠かったということになるのかもしれませんね!?
そのとおりだとすれば… 伏黒恵の体を乗っ取った後、宿儺は、伏黒恵の術式「十種影法術」(とくさのかげぼうじゅつ)によって鵺を召喚していましたが…
宿儺によって召喚された鵺は、伏黒恵が召喚した時の鵺とは比較にならないほど巨大で、まるで特撮映画に登場する怪獣のようで…
翼を開いた長さ=翼開長(よくかいちょう)は何百メートルもあるようでした。
鵺が、あれほど巨大になったのは、宿儺の呪力が、伏黒恵とは比較にならないほど大きく、それを反映したためなのではないかと思いますが…
もしも宿儺が、「浴」をすることによって「器」である伏黒恵に強く根を下ろしてしまったら…
もっと巨大な鵺を召喚することも可能になったりするのかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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