呪術廻戦考察 「処刑人の剣」を宿儺はどうするつもりなのか?
興味があるのは「処刑人の剣」だけだと言っていた宿儺
宿儺は、日車寛見が領域展開した「誅伏賜死」(ちゅうぶくしし)の法廷で日車が超域内で行われる裁判についての説明をしていた時に
「長い」
「小僧の中でこの領域のルールはすでに聞いている」
「興味があるのは あの剣だけだ 俺がいつなにしたかなどどうでもいい」
と言っていました。(呪術廻戦 第245話)
宿儺のこの言葉を意訳すると
「興味があるのは、あの剣だけだから、早く俺に「死刑」判決を下し、「処刑人の剣」を出せ」
ということにになりそうですね!
つまり… 宿儺は、日車寛見の「処刑人の剣」に興味があるから、とっとと自分に「死刑」判決を下せばいいが…
「死刑」判決が出ても自分は死なないと思っていたという事なのでしょう!
宿儺は「処刑人の剣」に魅せられていた!
そして… 「呪術廻戦」第246話「人外魔境新宿決戦⑱」は
宿儺は魅せられていた
再び煌々と光を放つ必死剣「処刑人の剣」
そして 五条悟と並ぶほどの才能の原石に
という解説が入ったところで終わっていました。
これによって宿儺が、日車寛見の「処刑人の剣」に興味があるというだけではなく…
「処刑人の剣」に魅せられていたという事が明らかになりました!
つまり「処刑人の剣」は史上最強の術師であり、呪術全盛の平安時代を知る宿儺さえも魅了するほどのものだったという事になりますね!
では… 「処刑人の剣」に興味を持ち、魅せられてしまった宿儺は、いったい「処刑人の剣」をどうするつもりなのでしょう?
日車寛見から「処刑人の剣」を奪い、自らの武器にするつもりなのでしょうか?
それとも「処刑人の剣」を持った者と戦ってみたかったのでしょうか?
今回は、その事について考えていってみたいと思います!
「処刑人の剣」に魅せられた宿儺の狙いは何なのか?
宿儺の狙いは「処刑人の剣」を奪い、自らの武器にする事!?
宿儺は「処刑人の剣」の持つ「斬られた者は例外なく必ず死に至る」(呪術廻戦19巻 第166話)という力に魅せられたのでしょうから…
「処刑人の剣」を日車寛見から奪い、自らの武器とする事を考えていたとしても全くおかしくはないと思います。
ただ… 「処刑人の剣」は日車寛見の術式による法廷で裁かれた者に「死刑」判決が出た時にのみ術者である日車に与えられるようになるものですから…(呪術廻戦19巻 第166話)
日車の術式で「死刑」判決を下された者以外に対しも力を発揮できるのかといった疑問がわいてきます。
ですが… もしも史上最強の術師である宿儺が、日車寛見から「処刑人の剣」を奪い、自らの武器にする事ができると考えているのならば…
それが、可能という事になるんでしょうね!?
宿儺は「処刑人の剣」を持つ者と戦ってみたかった!?
「処刑人の剣」の持つ「斬られた者は例外なく必ず死に至る」という力に魅せられていた宿儺は…
その「処刑人の剣」を持つ者と戦ってみたくなったのかもしれないですね!?
現代最強の術師・五条悟でさえも敵わなかった史上最強の術師・宿儺は、圧倒的な強者であるがゆえに自分の命を脅かすような強者との戦いを求めているのかもしれませんから…
それも考えられないことではないと思います。
宿儺が「処刑人の剣」を使えるかとなりますと、上記のような疑問点もあり、宿儺が日車寛見から「処刑人の剣」を奪い、自らの武器にできる可能性は低いようにも思えますので…
やはり宿儺は、「処刑人の剣」を持った者との戦いを求めていたのかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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