呪術廻戦考察 日車寛見が五条悟と並ぶほどの才能の原石だった件
日車寛見は五条悟に並ぶほどの才能の原石だった!
週刊少年ジャンプ2024年4・5合併号に掲載された「呪術廻戦」第246話「人外魔境新宿決戦⑱」では、宿儺が、日車寛見の「処刑人の剣」と…
五条悟と並ぶほどの才能の原石に魅せられていた事が明かされたところで終わっていましたね!
T大法学部受験、法科大学院導入前の旧司法試験などのあらゆる難関をストレートで通過し、「天才」と呼ばれていた日車寛見ですが…
彼の中で最も光る才能の原石は呪術師としての才能だったといいます。
そして、領域がデフォルトで備わった自らの術式を解明することによって結界術の基礎を習得し…
結界術から逆算する形で呪力操作による強化術の勘を掴んだ日車寛見は、術式開花から僅か12日間で1級呪術師と比べても遜色のないレベルまで成長し…
死滅回游の結界(コロニー)に入る前に数多くの呪霊を退け、死滅回游の結界に入ってからは20人以上の泳者(プレイヤー)を返り討ちにしていました。(呪術廻戦19巻 第165話)
ですから… 日車寛見が、術式が開花してから短期間のうちに恐るべきスピードで術師としての力を向上させた天才だという事は以前からわかっていたわけですが…
日車寛見が現代最強の術師だった五条悟に並ぶほどの才能の原石であり、なおかつその事に史上最強の術師である宿儺が魅せられていたという事が、今回、明らかになったわけです!
髙羽史彦は術式が五条悟にも対抗できうるとされていたが…
日車寛見が「五条悟と並ぶほどの才能の原石」とされていたのに対し…
髙羽史彦は、ウケると確信した想像(イメージ)を実現させる事ができる「超人」(コメディアン)が、五条悟にも対抗できうる術式であるとされていました。(呪術廻戦20巻 第173話)
では… 五条悟と並ぶほどの才能の原石・日車寛見と五条悟にも対抗できうる術式を持つ髙羽史彦とでは、どちらの方が術師としてのポテンシャルは高かったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
日車寛見=五条悟と並ぶほどの才能の原石と五条に対抗できうる術式を持つ髙羽史彦
自らの術式を解明して術師として成長した日車寛見と自らの術式を知らない髙羽史彦
前述したように日車寛見は領域がデフォルトで備わった自らの術式を解明することで結界術の基礎を習得し…
さらに結界術から逆算する形で呪力操作による強化術の勘を掴み、術式開花から僅か12日間で1級呪術師と比べても遜色のないレベルまで成長しました。
それに対し、日車寛見は、死滅回游の泳者となってからもなお自分の術式のことを何も知らなかったといいますから…(呪術廻戦20巻 第173話)
そのキャラクターだけではなく、自らの術式や呪術に対する理解度という点でも日車寛見と髙羽史彦とでは全く対照的ということになりますね!
日車寛見と髙羽史彦がもしも戦っていたら?
では… もしも日車寛見と髙羽史彦が、もしも戦っていたとしたら、いったいどうなっていたでしょうか?
もしも日車寛見が「誅伏賜死」(ちゅうぶくしし)を領域展開し、被告となった髙羽史彦が「有罪」となり、術式が「没収」されてしまったら…
髙羽史彦が「ウケる」と思って何を想像しても、それが実現することはなくなってしまうはずです!
実際、羂索は、髙羽史彦の術式によって悉く術式を無下にさせられていたみたいですしね!(呪術廻戦 第240話)
ですが… もしも髙羽史彦が、日車寛見の術式を知った上で「日車が術式を仕えなくなったらウケる」と想像したら…
日車寛見は術式を全く使えない状態になってしまうはずですね!
もっとも… 人の命を奪うことができない髙羽史彦が、日車寛見の命を奪うということは絶対にあり得ないはずですし…
日車寛見にしても髙羽史彦のような人間の命を奪うとは思えませんけれどもね。
では日車寛見と髙羽史彦ではどちらの方が術師としてのポテンシャルは高い?
術式により事象が想像でき、イメージを具現化し、強制できる髙羽史彦の術式は、五条悟に対抗できうるというだけあって…
術式のポテンシャルだけなら、髙羽史彦が日車寛見を上回っているのではないかと思います。
ですが… 自らの術式さえ理解していない髙羽史彦よりも五条悟に並ぶ才能の原石で術式・呪術を理解した上で術師として短期間に急成長した日車寛見の方が…
総合的に見て術師としてのポテンシャルは上だったのではないかと思います!
ただ… 裁判で扱う罪状を術師である日車寛見が選ぶことができない日車の術式は、ほぼ万能のようにも思える髙羽史彦の術式と比べ、使い勝手がかなり悪いようには思えますが。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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