ジョジョの奇妙な冒険考察 イギリス空軍の司令官がゾンビになぜ務まったのか?
ジョナサンの息子でジョセフの父のジョージはゾンビに命を奪われていた
スピードワゴンがスモーキー・ブラウンに話したことによってジョナサンの息子でありジョセフの父親であり…
そしてリサリサことエリザベスの夫であるジョージがゾンビに命を奪われていたことがわかりました。(ジョジョの奇妙な冒険12巻 ジョージ・ジョースターの悲劇の巻)
ジョージの命を奪ったゾンビはイギリス空軍の司令官になっていた
ジョージは自分が所属するイギリス空軍の司令官がゾンビだということに気づきましたが…
その司令官がゾンビだという確証を得る前に自分の正体に気づかれたことを察したゾンビにジョージは命を奪われてしまいました。
イギリス空軍の司令官になっていたゾンビは狡猾で頭がよかった!
スピードワゴンは、ジョージの命を奪ったこのゾンビについて
「そのゾンビは狡猾で頭のいいやつだった」
「仲間を増やそうとせず 自分が食らう人間は骨も髪の毛も残さず食らい証拠が出ないようにしていた」
「戦争で負傷したといって車イスにのり 昼間は決して表には出ず それでいて社会に溶け込んでいた!」
「そのゾンビは! こともあろうに! イギリス空軍の司令官という職についていたのだッ!」
と語っていましたが…(ジョジョの奇妙な冒険12巻 ジョージ・ジョースターの悲劇の巻)
昼間、けっして表に出ないような人間にイギリス空軍の司令官という職がなぜ務まっていたのでしょうか?
普通に考えたら、昼間、けっして表に出ない人間にイギリス空軍の司令官という職が務まったとは、とても思えませんが…
それでも、ジョージの命を奪ったゾンビがイギリス空軍の司令官になっていたことは絶対に間違いないわけですよね!
ゾンビにイギリス空軍の司令官という職が務まっていたのはなぜだったのか?
常識的に考えれば空軍司令官が昼間、外に出ないというのは無理だが…
常識的に考えてしまえば昼間、外に出ることができない者に空軍の司令官という職が務まったとは、とても思えません。
それにも拘わらず、ジョージの命を奪ったゾンビは、空軍の司令官になってしまっていたわけですから…
ゾンビが空軍の司令官という職につけていた裏には特殊な事情があったのではないでしょうかね?
スピードワゴンほどのしたたか者が、このゾンビのことを「狡猾で頭のいいやつだった」と言っていたわけですから…
頭のいいゾンビは、イギリス空軍の上層部、あるいはイギリスという国家の中枢にいる人物の弱みを握るなどして狡猾に立ち回り…
昼間、外に出ることができない体であるにも拘わらず、空軍の司令官という地位を手に入れてしまったのではないでしょうか?
ソンビがなぜそうまでして空軍の司令官という職に就こうとしたのかはわかりませんが…
このソンビは、ゾンビとなった後も社会的に高い地位を得たいという欲求を持ち続けていて、空軍の司令官という職に就くことによって、それを満たしていたのかもしれませんね。
ゾンビになる前から空軍に所属していたというわけではない!
ジョージの命を奪ったゾンビがイギリス空軍の司令官になっていたのは、ディオによってゾンビにされる前から空軍に所属していたからなのではないかと考えた人もいるかもしれませんが…
それはあり得ません!
なぜならば、石仮面をかぶり吸血鬼となったディオとジョナサンが戦った1888年には、イギリス空軍はまだ存在していなかったからです。
イギリス空軍が設立されたのは1918年で、吸血鬼となったディオとジョナサンが戦った三十年後のことであり…
ジョージがゾンビによって命を奪われた1920年の二年前のことでした。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・荒木飛呂彦著「ジョジョの奇妙な冒険」1~63巻を資料にしています。
本文中( )内にジョジョの奇妙な冒険○巻 ○○○とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。