ジョジョの奇妙な冒険考察|ハイエロファントグリーンは何かに潜みたがるのか?
ハイエロファントグリーンのことを「何かの中に潜みたがるんだ」と言っていた花京院
花京院典明は、DIOの刺客として空条承太郎の前に現れた時に女医(養護教諭)の体の中から彼のスタンド「法皇の緑」をひきずり出した空条承太郎に対して
「わたしの「スタンド」はきさまのより遠くまで行けるが広い所はきらいでね かならず何かの中に潜みたがるんだ…」
「ひきずり出すと怒ってしまう…」
と言っていました。(ジョジョの奇妙な冒険13巻 裁くのは誰だ!?の巻)
ですが… その後、花京院のスタンド「法皇の緑」(ハイエロファントグリーン)が、何かの中に潜みたがっている事なんてありましたっけ?
※なお、ジョジョの奇妙な冒険13巻「裁くのは誰だ!?の巻」では、花京院典明のスタンド「法皇の緑」に「ハイエロファントエメラルド」というルビが入れられていましたが…
以後、「法皇の緑」には「ハイエロファントグリーン」というルビが入れられるようになりましたので…
この記事では、花京院典明のスタンドは「ハイエロファントグリーン」とすることにします。
その後、ハイエロファントグリーンが何かに潜みたがっている事はなかった!
結論から先に記してしまいますと、この時以降、花京院のスタンド=ハイエロファントグリーンが、何かの中に潜みたがる事は、特にありませんでした。
ですから、何かの中に潜んでいたハイエロファントグリーンが、ひきずり出され、怒ってしまうような事も当然ありませんでした。
ということは… 花京院は、承太郎に嘘をついていたという事になるんでしょうかね?
ハイエロファントグリーンが何かに潜みたがると花京院は嘘をついていたのか?
花京院から「肉の芽」が抜かれてハイエロファントグリーンの性質が変わった!
花京院が嘘をついていたというわけではなく、あの時点でのハイエロファントグリーンは、本当に何かの中に潜みたがり、ひきずり出されると怒ってしまうという性質を持っていたのかもしれません!
ですが… DIOの細胞でできた「肉の芽」が取り除かれたことによって花京院の精神状態に変化が生じたことによって、それに呼応してハイエロファントグリーンの性質にも変化が生じ…
それまでは、何かの中に潜みたがるという性質を持っていたハイエロファントグリーンから、その性質が無くなったのかもしれませんね!?
「肉の芽」によってDIOに精神をコントロールされている時の花京院は、「肉の芽」を取り除かれた後の花京院に比べ、陰険・陰湿な感じでしたから…
花京院の精神状態が変わったことによってハイエロファントグリーンの性質が変わったということは十分に考えられそうだと思います。
花京院はやはり嘘をついていた!?
花京院の頭に「肉の芽」が埋め込まれていた時から、実はハイエロファントグリーンには何かに潜みたがるという性質などなく…
花京院が「わたしの「スタンド」はきさまのより遠くまで行けるが広い所はきらいでね かならず何かの中に潜みたがるんだ…」と言っていたのは、やはり嘘だったという事ももちろん考えられるでしょう!
花京院が嘘をついた理由としては
■女医(養護教諭)を傷つけたのは、本当は花京院の意思によってだったが、それをハイエロファントグリーンの性質によるものと偽るため
■女医(養護教諭)が傷ついたのは、忠告を聞かなかった承太郎のせいにする事によって承太郎に罪悪感を持たせるため
などといった事が考えられそうですね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・荒木飛呂彦著「ジョジョの奇妙な冒険」1~63巻を資料にしています。
本文中( )内にジョジョの奇妙な冒険○巻 ○○○とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。