呪術廻戦考察 天使と堕天=宿儺の間に過去に何があったのか? 両者の因縁は?
堕天=宿儺をなんとしても屠りたいと思っている天使
あらゆる術式を消滅させる術式を使う術師「天使」は、受肉した泳者(プレイヤー)を一掃しようとしています。
受肉した泳者の多くは、受肉の過程で器の自我を消し、沈めているようですが… 天使は、それをあってはならないことだと思っているようですね。
そのため、千年前の術師である天使自体も来栖華に受肉していますが… 来栖華の自我を沈めずに彼女と共生という手段をとっています。
そして… 受肉した泳者を一掃しようとしている天使が、なんとしても屠(ほふ)りたいと思っているのが堕天という泳者であり…
その堕天とは、実は宿儺だったことが明らかになっています。(呪術廻戦 第199話)
天使と堕天=宿儺の間には過去に何かがあった!?
では… なぜ堕天=宿儺のことを天使は、なんとしても屠りたいと思っているのでしょうか?
宿儺は千年以上前に実在した人間であり、呪術全盛の時代に術師が総力をあげて彼に挑み、敗れたとされていますから…(呪術廻戦1巻 第3話)
宿儺に挑み、敗れた術師の一人が、天使だったのかもしれませんね!?
呪術全盛の平安時代には、呪詛師も呪霊も現在よりも凶悪だったようですが… そんな時代の中でも宿儺は天災とかに近い恐れ方をされていたようですから…(呪術廻戦刃公式ファンブック 101ページ)
宿儺と同じ時代に生きていた術師たちは、天災を鎮めるために近いスタンスで総力で宿儺に挑んだのではないかと思いますが…
それでも宿儺に敗れてしまったということなのでしょう。
ですから… 天使が、もしも堕天=宿儺に敗れた術師の中の一人だったとしたら…
堕天=宿儺が、いかに世に災いをなすかということを天使はよく知っているということになりますから…
天使が、堕天=宿儺をなんとしても屠りたいと思っているのも当然のことなのかもしれませんね!?
天使には堕天=宿儺を屠れるという勝算があるのか?
堕天というもう一つの名が宿儺が天使の宿敵であることを示唆している!?
宿儺のもう一つの名「堕天」とは「天から堕ちる」ということでしょうか?
それとも「堕天」とは「堕天使」のことでしょうか?
どちらにしてもこの「堕天」というもう一つの名が、宿儺が天使の宿敵であることを示唆しているように感じられますね!?
天使が堕天=宿儺にかつて敗れているのだとしたら…
もしも前述した推察どおりに天使が、宿儺に挑み、敗れた術師の中の一人だったとしたら…
過去に敗れた堕天=宿儺に対して天使は再度挑もうとしているということになりますよね?
堕天=宿儺が、いかに強大な力を持っていようとも… 天使は、あらゆる術式を無効化できるわけですから、他の術師たちと協力しながら戦えば堕天=宿儺を屠ることも可能だったのではないかとも思えますが…
術式を使わずとも堕天=宿儺が強大な力を発揮し、天使たちを倒してしまったのかもしれませんし…
天使に術式を使わせる間を与えぬうちに堕天=宿儺が、術師たちを圧倒し、倒してしまったのかもしれませんね!?
そうだとしたら… 過去の敗戦の体験を踏まえ、天使は「呪いの王」である堕天=宿儺を屠るための策を練ってあるのかもしれませんね!?
天使の情報力
天使は堕天=宿儺が受肉し、死滅回游の泳者(プレイヤー)になっている事は知っていても、堕天=宿儺が虎杖悠仁に受肉している事は知らないわけですから…
その情報力は、それほどのものではないという事になりますかね?
もっとも、それは、鹿紫雲一(かしもはじめ)も一緒かもしれませんが。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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