呪術廻戦考察 宿儺が言った「そうか小僧はあの時の」とはどういう意味だったのか?
宿儺は虎杖悠仁が自分に向かってきた時に「そうか小僧はあの時の」と言っていた!
週刊少年ジャンプ2023年13号に掲載された「呪術廻戦」第214話の中で宿儺が、彪杖悠仁が自分に立ち向かってきた時に
「そうか小僧はあの時の」
「羂索め 気色の悪いことをする」
と言っていましたが…
これっていったいどういう意味なんでしょうかね?
宿儺が「そうか小僧はあの時の」と言っていたのは虎杖悠仁の頑丈さを意外に思って!?
前回の「呪術廻戦」第213話で宿儺のパンチをくらって物凄い勢いでふっとんでいき、ビルを貫通してしまうという普通の人間なら絶対に絶命している衝撃を受けた虎杖悠仁が自分に立ち向かってきた時に…
宿儺が「そうか小僧はあの時の」「羂索め 気色の悪いことをする」と言っていたわけですから…
ふっとばされても、すぐに自分に対して立ち向かってきた彪杖悠仁の頑丈さを意外に感じた宿儺が…
虎杖悠仁が、それだけ頑丈なのは、羂索が「あの時」とやらに何か「気色の悪いこと」をした結果だと気づいたためだということは間違いありませんよね?
では… 宿儺は、羂索が、いったいいつ、どんな気色の悪いことをして、その結果、虎杖悠仁が、自分のパンチをくらってもすぐに自分に立ち向かってくれるくらい頑丈になったと気づいたのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
宿儺が「そうか小僧はあの時の」と言ったのは羂索が何をしたことに気づいてなのか?
羂索が無為転変で虎杖悠仁の器としての強度を上げたことを宿儺は思い出した!?
渋谷事変の終盤、羂索は、呪霊操術で取り込んだばかりの真人の術式「無為転変」を使い、死滅回游の泳者(プレイヤー)たちの脳を術師の形に整えました。
そして、この時に羂索は
「マーキング済の2種類の非術師に遠隔で「無為転変」を施した」
「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者 吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造(デザイン)が非術師の者」
「それぞれの脳を術師の形に整えたんだ 前者は器としての強度を 後者は術式を発揮する仕様を手に入れた」
と言っていました。(呪術廻戦16巻 第136話)
ですから、この時に羂索が、無為転変によって他の非術師たちと同時に虎杖悠仁の脳を整え、器としての強度を上げていたことは間違いありません。
そして、宿儺も、この時、器=虎杖悠仁の中で羂索のこの言葉を聞いていたはずですから…
自分が思っていたよりもはるかに頑丈だった虎杖悠仁のことを目の当たりにした時に羂索の言葉を思い出し…
「そうか小僧はあの時の」「羂索め 気色の悪いことをする」と言っていたのではないでしょうかね?
羂索が呪物を取り込ませた者たちの中でも虎杖悠仁の強度は特別!?
虎杖悠仁だけではなく、呪物を取り込ませた者たち全員の脳の仕様を変え、器としての強度を上げたことは間違いありませんが…
その中でも宿儺の器=虎杖悠仁は、他の器以上に特に頑丈になっていたのではないでしょうかね?
東京第1結界(コロニー)で伏黒恵と戦ったレジィ・スターや仙台結界(コロニー)で乙骨憂太と戦った烏鷺亨子(うろたかこ)などの器の強度は、虎杖悠仁には遠く及ばないレベルだったでしょうし…
「宿儺の器」として羂索が特別に生み出した虎杖悠仁の強度は、元々他の器よりも桁違いに強かったはずですからね!?
レジィ・スターや烏鷺亨子が、宿儺のパンチをくらってビルを貫通したとしたら… その後、それで絶命しなかったとは思えませんからね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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