呪術廻戦考察 処刑人の剣が消えてしまった件についてジックリ考える
日車寛見の「処刑人の剣」が消えてしまい、ほとんどの人が驚いている!
週刊少年ジャンプ2024年8号に掲載された「呪術廻戦」第248話「人外魔境新宿決戦」では、日車寛見から託され、虎杖悠仁が持っていた「処刑人の剣」が消えてしまいましたが…
まさか「処刑人の剣」が消えてしまうと予想していた人はほとんどいなかったようで…
この展開を読んだほとんどの人が、あまりにも予想外だった「処刑人の剣」が消えてしまった事に驚いていたみたいですね!
「処刑人の剣」とは
「処刑人の剣」とは日車寛見が展開させた領域の法廷で行われた裁判によって式神ジャッジマンによって被告となった者に「死刑」(デス・ペネルティ)判決が下された場合…
日車に与えられる剣であり、この「処刑人の剣」に斬られた者は例外なく必ず命を失うことになります。(呪術廻戦19巻 第166話)
ですから… 虎杖悠仁が、日車寛見から託された、この「処刑人の剣」を宿儺に突き刺すなり斬るなりできていれば…
呪いの王であり、史上最強の術師である宿儺といえども絶命することになっていたはずです!
ですが… 「処刑人の剣」は虎杖悠仁が宿儺に突き刺す前に消えてしまいました!
「処刑人の剣」が消えてしまった事が予想外であった理由
日車寛見は、法を見限り、法に見限られもした人間である自分は、生きていてはいけない人間だと考え…
自分は宿儺との戦いで役割を全うし、絶命すべきだと思っていました。(呪術廻戦 第246話)
そして、日車寛見は日下部篤也と
日下部:「死後呪いが強まることはないわけじゃない」
日車:「むしろ一般的な呪いのイメージとしては そちらの方がしっくりくる」
といったヤリトリをしていましたから…(呪術廻戦 第247話)
日車寛見が絶命しても、彼の呪い=「処刑人の剣」は、むしろその力を強めるのではないかと思えたわけです!
ましてや… 週刊少年ジャンプ2024年6・7合併号に掲載された「呪術廻戦」第247話の最後のページには、日車寛見から託された「処刑人の剣」を虎杖悠仁が宿儺の背中に突き刺す寸前となっているところが描かれ…
そこに「託されし呪い その手の中に」というアオリが入っていたとなれば、なおさら日車寛見が絶命しても彼の呪い=「処刑人の剣」は消えないだろうと思いたくなりますよね!
ですが… 実際には、「処刑人の剣」は消えてしまったわけです!
処刑人の剣はなぜ消えてしまった? もしかしたら日車寛見は生きている!?

「処刑人の剣」が消えた事は実は不思議ではない!
日下部篤也は「死後呪いは強まる」と断定していたわけではなく「死後呪いが強まることはないわけじゃない」と言っていたんですよね!
もしも日下部篤也が「死後呪いは強まる」と断定していたのなら、日車寛見の呪い=「処刑人の剣」が消えてしまった事が不思議になってきますが…
日下部は「ないわけじゃない」事として「死後呪いが強まること」と言っていたわけですから…
日車寛見の絶命とともに彼の呪いである「処刑人の剣」が消えてしまったとしても何ら不思議ではない……というか、むしろそれが普通という事になりそうですね!
とはいえ話の流れ的には「処刑人の剣」が消えるのはナシと思えるが…
まあ、とはいえ… 話の流れ的には、日車寛見の絶命後も「処刑人の剣」は消えず、むしろ力を強める事の伏線であるかのように日車と日下部のヤリトリが描かれていながら…
日車の絶命とともに「処刑人の剣」がアッサリ消えてしまうという展開は、ナシなのではないかとは思えますよね!
ですが… 「処刑人の剣」は実際に宿儺を絶命させるという役割を果たせないうちに消えてしまったわけです!
日車寛見が生きている!? だから「処刑人の剣」は消えた!?
死後、呪いが強まるという話が出ていながら、「処刑人の剣」が力を強めることなく消えてしまったのは…
もしかしたら日車寛見が絶命しておらず、ギリギリのところでまだ生きていたからなのではないでしょうか?
もしも日車寛見が絶命はしておらず、生命力が弱った状態で生きていたからこそ「処刑人の剣」が消えてしまったのだとしたら…
家入硝子による処置を受けるなどして日車寛見の生命力が高まれば、また「処刑人の剣」は復活するかもしれませんね!?

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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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