呪術廻戦考察 虎杖悠仁が魂を捉える打撃を習得していた件
虎杖悠仁のパンチに宿儺は何かを感じていたようだったが…
日車寛見が「誅伏賜死」(ちゅうぶくしし)を領域展開し、宿儺を死刑にするための裁判を始める前、虎杖悠仁が宿儺に対してパンチを繰り出し…
そのパンチを宿儺は四つある手のうちの三つを使いガードしていましたが、このパンチを感じた時に宿儺は何かを感じとっていたようで
「今のは-??」
と心の声で言っていました。(呪術廻戦 第244話)
虎杖悠仁は魂を捉える打撃を習得していたよう
その後、しばらくの間、宿儺に何かを感じさせていた虎杖悠仁のパンチが、いったいどのような特性を持ったものなのかがわからないままになっていましたが…
「呪術廻戦」第249話の中で宿儺は、この虎杖悠仁の特殊なパンチのことを「魂を捉える打撃」と心の声で言っているようです!
そして、宿儺は、その「魂を捉える打撃」によって虎杖悠仁たちは、伏黒恵の体から自分を引き剥がそうとしていると思っているようですが…
史上最強の術師であり、呪いの王である宿儺が、そう思っていたのなら、実際にそのとおりなのでしょう。
虎杖悠仁は、一ヶ月ほどの間に反転術式を習得していた事が明らかになっていましたが…(呪術廻戦 第248話)
一ヶ月ほどの間に反転術式だけではなく、魂を捉える打撃も習得していたということになりますね!
では… なぜ虎杖悠仁は、そんな短期間で反転術式や魂を捉える打撃を習得することができたのでしょうか?
そして、魂を捉える打撃とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
虎杖悠仁の魂を捉える打撃 習得できたのはなぜ? その力は?
虎杖悠仁が魂を捉える打撃を習得できたのは「魂の研究記録」があったから!?
九十九由基は、羂索と戦う前に「魂の研究記録」を脹相に託していました。
そして、その九十九由基から託された「魂の研究記録」を脹相は、虎杖悠仁に渡していましたから…(呪術廻戦25巻 第220話)
魂を捉える打撃を虎杖悠仁が、短期間で習得できたのは、九十九由紀が遺した「魂の研究記憶」があったからこそである事は間違いないと思われます。
虎杖悠仁は自分と他者の魂を入れ替えることができるようになっている!?
虎杖悠仁の姿をした者が、柔道の技で日下部篤也の姿をした者を投げ飛ばし…
その後、虎杖の姿をした者が「そろそろ掴めよ 虎杖」と言い、それに対して日下部の姿をした者が「押忍(おす)!!」と応えていたことがありましたが…(呪術廻戦25巻 第222話)
おそらくあの時、虎杖の体に日下部の魂が入り、逆に日下部の体には虎杖の魂が入っていたのだと思います。
ですから、虎杖悠仁は、自分の魂を他者の体に入れ、他者の魂を自分の体に入れることができるようになっているのでしょうが…
それを可能にしているのが、魂を捉える打撃なのかもしれないですね?
魂を捉える打撃とは?
魂を捉える打撃を習得したことによって虎杖悠仁が、他者と魂を入れ替えることが可能になっているのだとすれば…
魂を捉える打撃とは、魂を捉え、肉体から魂を剥がすことができる打撃ということになりそうですね!?
虎杖悠仁は自分の命を犠牲にして伏黒恵を救おうとしている!?
虎杖悠仁が、魂を捉える打撃によって伏黒恵の体から宿儺を引き剥がそうとしている事は間違いないでしょうが…
魂を捉える打撃によって宿儺を伏黒恵の体から引き剥がすためには、伏黒に代わる「宿儺の器」が必要となり…
虎杖悠仁は、その「宿儺の器」の役割を自ら買って出て… 宿儺を道連れにして自分は犠牲になろうとしているのかもしれないですね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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