死滅回游の真の目的を天元でさえ見抜けなかったのか? 呪術廻戦考察
死滅回游の目的は泳者の呪力を利用して日本の人間を彼岸に渡すことではなかった!?
「呪術廻戦 第167話」ではレジィから死滅回游についてどこまで知ってるかを問われた伏黒が
「儀式だろ 結界内の泳者(プレイヤー)達の呪力を利用して 日本の人間を彼岸に渡し 人ならざる者へ変えるための」
と応えると、レジィは「何君 羂索と知り合い?」と言った後…
■伏黒が言ったことの内「泳者(プレイヤー)の呪力を利用して」というところは二番手、三番手の計画(プラン)
■本当に泳者(プレイヤー)の呪力を使用したいなら、より多くの術師により長くダラダラと戦わせようとするはず
■強者だけが残ったところに羂索が何らかの爆弾を落とし、死滅回游は役割を終えることになると確信している
といったことを語っていました。
そして、この時、羂索が中国らしき国で何らかの会議に出ているところが描かれていましたが…
この場面構成は、レジィの推察が的を射たものになっていたことを暗示したものになっていたように思えました。
ということは… 死滅回游の真の目的は、泳者(プレイヤー)の呪術を利用して日本の人間を彼岸に渡し、人ならざるものへ変えることではなかったということになるのでしょうか?
天元は死滅回游の目的は同化前の慣らしと言っていた
天元は、伏黒から死滅回游は何のために行われるのかを問われた時に
「同化前の慣らしだよ」
「星漿体以外との同化は不可能ではないが 現時点では高確率で不完全なモノと成るだろう」
「死滅回游は泳者(プレイヤー)の呪力と結界(コロニー)と結界(コロニー)で結んだ境界を使って この国の人間を彼岸へ渡す儀式だ」
「それを慣らしとして私との同化を始めるつもりだろう」
と言っていました。(呪術廻戦17巻 第145話)
ですが… 「呪術廻戦 第167話」でレジィが語っていた推察が的中していた場合、天元は死滅回游を仕掛けた羂索の目的を見誤っていたということになるのでしょうか?
天元は死滅回游の目的を見抜けなかった? そうではない?
天元でさえ見誤るような死滅回游には隠された目的があった!?
レジィによって否定された(本命の計画(プラン)ではない第二、第三の計画(プラン)だと言われた)伏黒の言葉は、天元が言っていたとおりのことでしたから…
レジィの推察が正しかった場合、やはり天元は、羂索の意図=死滅回游の真の目的を見誤っていたということになるのかもしれません。
その場合、あの天元でさえ真の目的を見抜けなかったほどの企みを羂索がしていたということになるのでしょうかね!?
天元は死滅回游の目的を大筋では見誤っていなかった!?
レジィが言っていたとおりに「泳者(プレイヤー)の呪力を利用して」というところは二番手、三番手の計画(プラン)だったとしても…
死滅回游が日本の人間を彼岸に渡し、人ならざる者へ変えるための儀式というところは当たっていたとしたら…
天元は死滅回游の目的を大筋では見誤っていなかったということになります。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~17巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。