鬼滅の刃考察 甘露寺蜜璃の筋肉の密度が常人の八倍とはどういう意味
甘露寺蜜璃の筋肉の密度は常人の八倍だというが…
甘露寺蜜璃について「鬼滅の刃」作品中で
彼女は特殊な肉体を持つ人物である
筋肉の密度が常人の八倍ある
と解説されていました。(鬼滅の刃14巻 第123話)
これによって甘露寺蜜璃が驚異的な身体能力を発揮できるのは、筋肉の密度が常人の八倍あるためだということはわかりましたが…
「筋肉の密度が常人の八倍ある」といきなり言われてもそれがどういうことなのかが、すぐに理解できた人は少ないのではないでしょうか?
もちろん私もすぐには理解できなかった一人です!
筋肉の密度とは普通は筋肉に占める筋繊維の割合のこと
筋肉に占める筋繊維の割合のことを「筋肉の密度」と普通は言うみたいです。
筋肉の中には、細胞液や脂質など筋線維以外の組織も含まれていますが…
この筋繊維以外の組織の占める割合が低く、筋繊維がギッシリと詰まっている筋肉が「筋肉の密度が高い筋肉」ということになるようです。
そして、筋肉の密度が高い人は、同じ身体サイズで筋肉の密度が低い人よりも発揮できる身体能力が高くなります。
甘露寺蜜璃 筋肉の密度が常人の8倍はあり得る
筋肉の密度8倍はあり得ない?
ですが… 筋肉の密度が常人の1.2倍とか1.3倍とかは、はあり得ても…
筋肉の密度が常人の8倍というのはあり得ない数値のようです!
つまり、筋肉の中に占める筋繊維の割合が常人の8倍になるということは、あり得ないわけです!
甘露寺蜜璃の筋肉が常人の8倍とは?
一般的に筋肉の道度と言われているものが、常人の8倍になるということはあり得なくても…
「鬼滅の刃」作品中で「筋肉の密度が常人の八倍ある」と解説されていることは紛れもない事実なわけです!
ということは… 「鬼滅の刃」作品中で解説されている「筋肉の密度」と一般に「筋肉の密度」と言われているものとは別モノであるということになるでしょう。
筋肉の密度が常人の8倍ということがあり得なくても甘露寺蜜璃が見た目の8倍の筋力を持っていることは間違いないわけですから…
「鬼滅の刃」の作者・吾峠呼世晴さんは
■筋肉が見た目よりも8倍の力を発揮する
■筋肉に占める筋繊維が常人の8倍あるわけではないが、筋力を常人の8倍発揮できる筋肉
といった意味を持たせて「筋肉の密度が常人の八倍ある」と甘露寺蜜璃の肉体のことを解説しておられたのだと解釈すべきなのでしょうね!
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。