藤の花の家紋の家はなぜ鬼に狙われなかったのか? 鬼滅の刃考察
藤の花の家紋の家とは
藤の花の家紋の家とは、鬼狩りに命を救われた一族の家で、鬼狩りであれば無償で尽くしてくれます。(鬼滅の刃4巻 第27話)
鼓屋敷での戦いの後、炭治郎、善逸、伊之助は、藤の花の家紋の家で呼んでもらった医者に診てもらい、休息をとり、骨折が癒えた後、那田蜘蛛山に向かいました。(鬼滅の刃4巻 第27話~第28話)
そして、吉原の遊郭に潜入する前に寄った藤の花の家では、えらそうに指図する宇髄天元の言うままに潜入のために必要となる物を用意してくれました。(鬼滅の刃9巻 第71話)
藤の花の家紋の家=鬼殺隊に協力する家とバレバレだったのでは?
心配になってしまうのは、鬼が苦手とする藤の花を家紋とし、これ見よがしにその家紋をデカデカと目立つように掲げ、鬼殺隊に協力していたら…
鬼達に「藤の花の家紋の家」=「鬼殺隊に協力する家」だとバレバレになり、狙われてしまうのではないかということです!
もっとも、「鬼滅の刃」の物語の中では、「藤の花の家紋の家」が鬼舞辻無惨や鬼たちに狙われるなんていうことは一度もなかったですけれどもね!
では… これ見よがしに鬼が苦手とする藤の花の家紋をデカデカと目立つように掲げ、鬼殺隊の者達に協力していながら…
なぜ藤の花の家紋の家は鬼舞辻無惨や鬼たちに「鬼殺隊に協力する家」だとバレて狙われることはなかったのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
藤の花の家紋の家が鬼殺隊に協力する家と鬼たちにバレなかったのはなぜ?
藤の花の家紋の家があまりに堂々としていたからか?
藤の花の家紋の家は、鬼が苦手とする藤の花を家紋にし、あまりにも堂々とこれ見よがしにその藤の花の家紋を掲げ、コソコソとせずに堂々と鬼殺隊の者たちに協力していたため…
かえって鬼舞辻無惨や鬼たちに鬼殺隊に協力していることがバレずにすんだのかもしれませんね!?
堂々と藤の花の家紋を掲げたりせず、鬼に見つかることを恐れて目立たぬようにコッソリと鬼殺隊に協力しようとしたりしていたら…
その方がかえって鬼たちに怪しまれることになってしまったということは、考えられるのではないかと思います。
家紋の中で植物紋は最も多く目立たない!?
家紋には動物を図柄化した動物紋、器物を図柄化した器物紋、月、波、雲など自然の中にあるモノを図柄化した自然紋など様々な種類がありますが…
その中で最も数が多いのは植物を図柄化した植物紋だとされています。
ですから、最もポピュラーな植物紋であるため藤の花の家紋は、堂々と掲げていても、珍しくないものであるため、それほど目立つことなく…
そのために花の家紋の家は鬼舞辻無惨や鬼たちに目をるけられることがなかったのかもしれません。
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。