柱の誰でも鳴女と獪岳なら一対一で倒すことができた? 鬼滅の刃考察
上弦の強さは少なくとも柱三人分!?
胡蝶しのぶが栗花落カナヲに
「上弦の強さは少なくとも柱三人分の力に匹敵します」
と話していたことがあります。(鬼滅の刃19巻 第162話)
この胡蝶しのぶの話を素直に信じるならば、上弦の鬼を柱が一対一で戦っても勝てないということになりますね。
上弦の鬼たちを誰が倒していたかを振り返る
上弦の鬼を誰が倒していたのかを振り返っていってみますと
■上弦の壱・黒死牟 霞柱・時透無一郎、風柱・不死川実弥、岩柱・悲鳴嶼行冥、不死川玄弥
■上弦の弐・童磨 蟲柱・胡蝶しのぶ、栗花落カナヲ、嘴平伊之助
■上弦の参・猗窩座 水柱・冨岡義勇、竈門炭治郎
■上弦の肆・半天狗 恋柱・甘露寺蜜璃、竈門炭炭治郎、竈門禰豆子、不死川玄弥
■上弦の伍・玉壺 霞柱・時透無一郎
■上弦の陸・堕姫と妓夫太郎 音柱・宇髄天元、竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助
■上弦の肆(新)・鳴女 愈史郎
■上弦の陸(新)・獪岳 我妻善逸
となります。
玉壺は柱が一人で、そして、鳴女と獪岳は柱ではない者が一人で倒していたことが分かります。
とはいえ、それ以外の上弦の鬼たちは、柱が誰かと力を合わせて倒していますので…(黒死牟に至っては柱三人と不死川玄弥が力を合わせて倒しています)
胡蝶しのぶの「上弦の強さは少なくとも柱三人分の力に匹敵します」という言葉は概ね正しいと言っていいでしょう。
ですが… 愈死郎が一人で倒した鳴女と我妻善逸が一人で倒した獪岳ならば、柱の誰であっても一人で倒せたのではないでしょうかね?
※「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」では鳴女の討伐者は恋柱・甘露寺瑠璃、蛇柱・伊黒小芭内、愈史郎となっていましたが…
甘露寺瑠璃と伊黒小芭内の協力は受けたものの実質的に鳴女は愈史郎が一人で倒したものと解釈し、この記事は書かせていただきます
上弦の中でも鳴女と獪岳は柱の誰でも一対一で倒せた?
鳴女の血鬼術の煩わしさと厄介さは随一だったが…
無限城を自在に操作する鳴女の血鬼術は、戦う相手にとっては非常に厄介なもので、伊黒小芭内に
「血鬼術の殺傷能力はそれ程でもないが 煩わしさと厄介さは随一だな!!」
と心の声で言わせていました。(鬼滅の刃19巻 第164話)
愈史郎に敗れた鳴女を柱なら一人で倒せたか?
とはいえ… 鳴女の血鬼術の殺傷能力はそれ程でもなかったこと、そして、甘露寺瑠璃と・伊黒小芭内の協力を得ていたとはいえ、愈史郎に敗れていることなどを考えますと…
血鬼術の厄介さゆえに時間はかかったかもしれませんが、柱なら誰でも鳴女を一人で倒せた可能性があったのではないかとも思えます。
ただ… 甘露寺瑠璃と・伊黒小芭内の協力を得た愈史郎だからこそ鳴女を捕らえることができましたが…
柱一人では鳴女のところまで辿り着くことができなかった可能性も少なからずありそうです。
ですから、柱たちに比べれば攻撃的な能力はそれ程高くなかった愈史郎に敗れた鳴女ですが…
だからといって柱一人では、倒すことはできなかったかもしれないですね。
我妻善逸が一人で倒した獪岳なら柱なら誰でも一人で倒せる!?
柱ではない我妻善逸が一人で倒した獪岳ならば柱ならば誰でも一人で倒すことができたのではないでしょうか?
なにしろ獪岳は、鳴女と違って厄介な血鬼術を持っていたわけではありませんからね。
獪岳と戦った時の我妻善逸は、爺ちゃん(=師である桑島慈悟郎)の無念を晴らすため、通常時とは違う特別な力を発揮し…
それこそ柱並みの力を発揮していたのではないかと思われます。
とはいえ、それでも柱をも遥かに凌駕する力をあの時の我妻善逸が発揮していたとまでは思えませんので…
やはり柱なら誰でも一人で獪岳を倒すことができたのではないでしょうかね!?
もっとも… 獪岳を倒した後の我妻善逸に愈史郎が
「お前の戦ってた上弦は まだ自分の術や能力を使い熟せてなかった 運のいいことだ 戦いが一年後だったら即死だったろうな」
と言っていましたから…(鬼滅の刃17巻 第146話)
一年後の獪岳だったら、柱一人では倒せなくなっていた可能性が高そうですが。
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。