なぜ百鬼夜行はクリスマスイヴで渋谷事変はハロウィンだった? 呪術廻戦考察
百鬼夜行はクリスマスイヴだった!
夏油傑が、呪いの坩堝(るつぼ)新宿と呪術の聖地・京都で千の呪いを放つと予告していた呪術テロが百鬼夜行でしたが…
夏油は、この百鬼夜行を2017年12月24日の日没と同時に実行するとしていました。(呪術廻戦0巻 第3話)
言うまでもありませんが、12月24日といえばクリスマスイヴですね!
※正確にいえば「クリスマスイヴ」とはクリスマスの前夜=12月24日の夜のことではないようですが…
大多数の人が「クリスマスイヴ=クリスマスの前夜(12月24の夜)」とか「クリスマスイヴ=12月24日」と認識しているものと想われますので…
この記事では「クリスマスイヴ」という音場をその一般的に多くの人に認識されている意味で使わせていただきます。
渋谷事変はハロウィンだった!
偽夏油こと羂索(けんじゃく)が仕掛けた呪術テロ=渋谷事変で五条悟は封印され…(呪術廻戦11巻 第90話~第91話)
23区はほぼ壊滅し、東京都内ではっきりと無事と断言できるのは奥多摩の町村、青梅市、あきる野市、八王子市、町田市、各島嶼だけとなってしまいました。(呪術廻戦16巻 第137話)
その歴史的な大規模呪術テロ・渋谷事変が起きたのは2018年10月31日… ハロウィンの日でした。
百鬼夜行がクリスマスイヴで渋谷事変がハロウィンだった理由は?
クリスマスイヴを百鬼夜行決行日に選んだのは夏油でハロウィンを渋谷事変決行日に選んだのは羂索
百鬼夜行の決行日に選ばれていたのはクリスマスイヴで渋谷事変が決行されたのはハロウィンだったわけですが…
これはいったいなぜでしょう?
百鬼夜行を決行しようとしていたのも渋谷事変を決行したのも夏油の姿をした人物ではありましたが…
百鬼夜行を決行しようとしていたのは本物の夏油であり…
渋谷事変を決行しようとしたのは、夏油の体を乗っ取った羂索(けんじゃく)です。
したがって二つの呪術テロは、どちらも夏油の姿をした者によって企てられてはいましたが、それぞれ別の者によって企てられたわけです。
それにも拘わらず決行日として選ばれたのが片やクリスマスイヴ、片やハロウィンだったわけですが、これは偶然だったとは思えません。
大規模呪術テロの決行日がクリスマスイヴとハロウィンになっていたことには必ず何らかの意味があるはずです。
クリスマスイヴとハロウィンが選ばれた理由として考えられそうなことは?
百鬼夜行の決行日に選ばれたのがクリスマスイヴで渋谷事変の決行日に選ばれたのがハロウィンだった理由として考えられそうなことは
- その日が持つ本来の意味とは無関係に浮かれ、騒いでいる人々を一気に恐怖のドン底に叩き落としてみたいという悪意によって決行日は選ばれた
- 実質的に無宗教で霊的なものへの怖れが足りない日本人を懲らしめるためには、もってこいの日だと思い決行日は選ばれていた
- 街に繰り出した人々が浮かれ、騒ぎまくる日には呪力の効果が高まる
などといったところになってくるでしょうかね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~17巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。