呪術廻戦考察 天使・来栖華は五条悟解放に簡単には協力しない？
天使・来栖華は五条悟を封印から解放できる！
五条悟が封印されてしまった獄門彊を抉じ開けるためには
・あらゆる術式を強制解除する「天逆鉾」（あまのさかほこ）
・あらゆる術式効果を乱し相殺する「黒縄」（こくじょう）
のどちらかが必要になります。
ですが… 「天逆鉾」は五条悟が12年前に海外に封印したか破壊してしまい…
「黒縄」も去年、五条悟が全て消してしまったという事を明かした天元に九十九由基が「手はあるんだろ？」と尋ねると
「あぁ 死滅回游に参加している泳者（プレイヤー）の中に「天使」を名乗る千年前の術師がいる」
「彼女の術式は あらゆる術式を消滅させる」
と天元は応えていました。（呪術廻戦17巻 第145話）
そして、天元はさらに「天使」の術式なら獄門彊「裏」を開けられる事と「天使」が東京の東側の結界（コロニー）にいる事を明かしました。（呪術廻戦17巻 第146話）
天使・来栖華に五条悟を解放してもらうつもりで虎杖たちは動いている
天元からその話を聞かされたため、虎杖悠仁や伏黒恵は「天使」を捜し、五条悟を封印から解放してもらうつもりで動き始めました。
そして、「天使」の件を虎杖悠仁、伏黒恵から聞いた秤金次は、自分とパンダが、「天使」がいると思われる東京第２結界（コロニー）に入り…
鼻のいいパンダに「天使」捜しに注力させるつもりになっていました。（呪術廻戦18巻 第160話）
なぜか東京第１結界に現れた天使・来栖華
ところが、天元が東京の東側の結界（コロニー）にいると言っていたことから東京第２結界（コロニー）にいるものとばかり思われていた天使・来栖華は…
なぜか東京第１結界（コロニー）に現れ、レジィ・スターたちとの戦いで傷つき疲弊し、気を失った伏黒恵のところに舞い降りてきていました。（呪術廻戦 第173話）
天元が東京の東側の結界＝東京第２結界（コロニー）にいると言っていた天使・来栖華が、なぜ東京第１結界（コロニー）に現れたのか？
そして、気を失った伏黒恵のところに舞い降りた天使・来栖華は、いったい伏黒恵のことをどうするつもりなのか？
この記事を書いている2022年６月の時点では、まだ何もわかっていませんが…
天使・来栖華が、伏黒恵か他の誰かから五条悟を封印から解放してほしいという願いを聞いたら、それをすぐに聞き入れて…
五条悟を封印から解放してくれるという展開はないのではないでしょうかね？
そのように考える理由がありますので、それを記させてもらいます。
天使・来栖華が五条悟の封印からの解放に簡単に協力しない理由
千年前の術師である天使・来栖華が死滅回游の泳者になっている以上は…
千年前の術師である天使・来栖華が死滅回游の泳者（プレイヤー）になっているわけですから…
普通に考えれば、天使・来栖華は羂索と契約し、呪物となって受肉し、現代に蘇った術師のうちの一人なのだと思われます。
そのとおりだとしたら、羂索が天使・来栖華と契約し、現代に蘇らせ、死滅回游の泳者（プレイヤー）にさせたということになるわけです。
五条悟の封印をあれほど手間をかけ、周到に準備し、ようやく成功させた羂索が、その五条悟を封印から解放してしまう危険があると判断したら…
天使・来栖華を死滅回游の泳者（プレイヤー）にはしなそうですよね！
ですから、羂索が現代に蘇らせ、死滅回游の泳者（プレイヤー）の一人とした以上、羂索は天使・来栖華によって五条悟を封印から解放されてしまう危険性はないと判断したものと思われます。
そうだとすれば、少なくとも簡単に五条悟の封印からの解放に天使・来栖華が協力してくれる事はなさそうですね！
物語の展開的に五条悟が封印から簡単に解放される事はあり得ない
また、物語の流れ的にもここですぐに五条悟が封印から解放されるという展開は非常に考えにくいと思います。
ここでアッサリ五条悟が解放され、一気に死滅回游が平定に急速に向かっていくという展開は考えにくいですから…
その点からも天使・来栖華が、五条悟を簡単に封印から解放するという展開はないだろうと思います。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1～19巻、「呪術廻戦０巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中（ ）内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。
