呪術廻戦考察 来栖華もレジィも過去の呪術師たちは皆、羂索と契約していたんだよね？
死滅回游の泳者となった過去の術師たちは羂索と契約して現代に蘇った
羂索は渋谷事変の際（死滅回游を開始する前）にマーキング済の２種類の非術師に遠隔で無為転変を施し…
「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者 吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造（デザイン）が非術師の者 それぞれの脳を術師の形に整えたんだ」
「前者は器としての強度を 後者は術式を発揮する仕様を手に入れた」
「そして …今 その呪物達の封印を解いた」
「マーキングの際 私の呪力にあてられて寝たきりになった者もいたが じきに目を覚ますだろう」
「彼らにはこれから呪力への理解を深めるため殺し合いをしてもらう」
と言っています。
そして、さらに
「私が配った呪物は千年前から私がコツコツ契約した術師達の成れの果てだ」
とも言っていました。（呪術廻戦16巻 第136.話）
ですから、死滅回游に泳者（プレイヤー）として参戦している過去の呪術師たちは、羂索と契約し、命尽きた後、呪物となり…
その呪物を現代の人間に取り込ませ、受肉することによって現代に蘇った者たちばかりのはずです。
来栖華もレジィも過去の呪術師たちは皆、羂索と契約していたはず
ということは…
■東京第１結界（コロニー）で伏黒恵と戦ったレジィ・スターや黄櫨折（はぜのきいおり）
■東京第１結界（コロニー）で伏黒恵が気を失ったところに舞い降りてきた天使・来栖華（くるすはな）
■仙台結界（コロニー）で乙骨憂太と戦ったドルゥヴ・ラクダワラ、石流龍（いしごおりりゅう）、烏鷺亨子（うろたかこ）
■東京第２結界（コロニー）でパンダをボコボコにし、秤金次と戦っている鹿紫雲一（かしもはじめ）
の全員が羂索と契約して呪物となり、現代に蘇ったということになるわけでしょうか？
何人かの者については、そのことが疑問に思える者もいますので、その事を取り上げ、考えていってみたいと思います。
来栖華もレジィも過去の術師たちは皆、羂索と契約し現代に蘇ったのか？
レジィ・スターの言葉は羂索と契約した者のものとは思えないものだった！
レジィ・スターは伏黒恵に死滅回游についてどこまで知っているかを問い、答を聞いた後
「何君 羂索と知り合い？」
と言っていました。（呪術廻戦19巻 第167話）
羂索と契約し、現代に蘇った者が、こんな事を言うでしょうかね？
ただ… この発言だけでしたら、レジィたち現代に蘇った過去の術師は、皆、羂索と契約したのだから羂索のことを知っていて当然だが…
現代の術師らしい伏黒までが羂索のことを知っているらしいのは意外だと感じ、「何君 羂索と知り合い？」と言っていたとも考えられました。
ですが… その後、レジィ・スターは、早々に強者だけが残った状態となり、膠着した死滅回游に羂索が爆弾を落とすことを確信していると明かしていました。（呪術廻戦19巻 第167話）
そこまで羂索のことを疑い、警戒しているレジィ・スターが本当に羂索と契約していたのでしょうか？
まあ… 命尽きた後に蘇るために他に方法がないので、やむを得ず、信頼はしていない羂索と契約したということなのかもしれませんが。
天使・来栖華は羂索にとって極めて危険な存在のはず
天使・来栖華は、あらゆる術式を消滅させる術式を持っていて… 羂索に獄門彊によって封印された五条悟の封印を解くことができます。（呪術廻戦17巻 第145話～第146話）
ですから、周到な用意をし、渋谷事変を仕掛け、五条悟を封印した羂索にとって天使・来栖華は極めて危険な存在であるように思えますが…
はたして、その危険な天使・来栖華を羂索が蘇らせたのでしょうかね？
ドルゥヴ・ラクダワラは羂索よりも過去の呪術師で二度目の受肉
ドルゥヴ・ラクダワラは倭国大乱で単独で列島制圧を成し遂げていたようですが…（呪術廻戦 第173話）
倭国大乱とは弥生時代後期＝２世紀後半のことですから… 1800年以上前のことになるはずです。
おそらく、その頃にはまだ羂索は生まれていなかったでしょう。
ですが、ドルゥヴ・ラクダワラが現代に蘇ったのは二度目の受肉によってだったようですから…
一度目の受肉をはたして蘇った後、羂索と契約し、現代に蘇ったのかもしれません。
しかし… 羂索と契約しなくても一度は受肉し、蘇っていたとなりますと… 二度目の受肉も羂索との契約によってではなかった可能性も出てくるかもしれませんね？
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1～19巻、「呪術廻戦０巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中（ ）内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。
