鬼滅の刃考察 獪岳は悲鳴嶼行冥がいる事を知らずに鬼殺隊に入ったのか?
岩柱・悲鳴嶼行冥と新・上弦の陸・獪岳との因縁
岩柱・悲鳴嶼行冥と新・上弦の陸・獪岳との間には因縁がありました。
悲鳴嶼行冥は、昔、寺で身寄りのない子供たちを育てていましたが、その子供のうちの一人が鬼と遭遇し…
自分が助かる為に悲鳴嶼行冥と八人の子供たちを鬼に喰わせることにした、その子供は、藤の花の香炉の火を消し、鬼を寺の中に招き入れました。
七人の子供の命が鬼によって奪われた後、最後の一人の子供=紗代を守る為に悲鳴嶼行冥は、鬼と必死に戦い、倒し、紗代を守りましたが…
鬼の屍が塵となって消え、子供たちの亡骸だけが残っていたため、悲鳴嶼行冥は殺人の罪で投獄されてしまい…
産屋敷耀哉によって助けられていなかったら、処刑されてしまうところでした。(鬼滅の刃16巻 第135話)
そして… ジャンプコミックス「鬼滅の刃」17巻の66ページで吾峠呼世晴氏は
獪岳は悲鳴嶼さんのお寺にいた鬼を招き入れた少年です。
お寺のお金を盗んだのがバレてしまい 他の子供たちから責められ、あの日の夜 お寺を追い出されました。
悲鳴嶼さんは目が不自由なこともあり、襲ってきた鬼がその事を喋るまで獪岳がいないことに気づいていませんでした。
子供たちが獪岳は寝ていると嘘をついていたことも理由のひとつです。
と明かしています。
ですから… 獪岳は、共に元鳴柱・桑島慈悟郎の元で修行をした弟弟子・我妻善逸とだけではなく、悲鳴嶼行冥とも非常に強い因縁があったということになります!
悲鳴嶼行冥がいると知っていれば獪岳は鬼殺隊に入らなそうだが…
獪岳が、どのような経緯を経て、元鳴柱で育手となっていた桑島慈悟郎の下で修行をするようになったのかは不明です。
ですが、当然、修行を始めた時には、獪岳は既に鬼殺隊の隊士になるつもりになっていたでしょうが…
もしも悲鳴嶼行冥が、鬼殺隊の岩柱になっている事を知っていたら、獪岳は鬼殺隊に入ろうとはしなかったのではないでしょうかね?
自分が助かる為に悲鳴嶼行冥と八人の子供たちを鬼に喰わせようとしたという獪岳の過去を知っている悲鳴嶼行冥には、獪岳は絶対に会いたくなどなかったでしょうからね!
ですから… 獪岳は、悲鳴嶼行冥が鬼殺隊にいる事を知らずに桑島慈悟郎の下で修行をし、最終選別を受け、鬼殺隊に入隊したということになりそうですが…
本当にそうなのでしょうかね?
獪岳は悲鳴嶼行冥がいる事を知らないままで鬼殺隊にいた? 実はそうではない?
獪岳は悲鳴嶼行冥がいる事を知らずに鬼殺隊に入ってしまった!?
おそたく獪岳は、悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事など知らなかったからこそ鬼殺隊に入隊してしまい…
実は鬼殺隊の隊士になった後も悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事を知らないままだったのかもしれませんね?
鬼殺隊では新入隊士と柱たちが顔合わせを行うようなイベントは特になかったようですし…
獪岳が鬼殺隊に在籍している間には柱稽古が行われることもなかったですから…
鬼殺隊に入隊後も獪岳が悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事を知らなかったとしても特におかしくはないと思います。
獪岳は鬼殺隊に入隊後に悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事を知り…
鬼殺隊に入隊後も獪岳が悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事を知らなかったとしても特におかしくはないでしょうが…
実は、獪岳が、鬼殺隊に入隊後に悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事を知ったという事もまた十分に考えられるのではないかと思います。
もしも、獪岳が、悲鳴嶼行冥が岩柱になっている事を知ったとしたら… 獪岳は、絶対に悲鳴嶼行冥と会わないようにしようと気をつけていたのではないでしょうか?
獪岳には悲鳴嶼行冥に合わせる顔などなかったはずですからね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。