呪術廻戦考察 乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」の刀と水引が存在している
乙骨憂太が領域展開した「真贋相愛」には刀と水引が…
週刊少年ジャンプ2024年10号に掲載された「呪術廻戦」第249話では、乙骨憂太が、ついに領域展開をしていましたが…
乙骨が展開した「真贋相愛」の領域には、無数の刀が荒廃した地に刺さっていて、なおかつ空間には水引(祝儀袋や不祝儀袋に用いられる飾り紐)が浮かんでいました。
この「真贋相愛」の領域内には、なぜ刀と水引が存在しているのでしょうか?
「真贋相愛」の領域内の刀には元ネタが…
「真贋相愛」の領域内の刀には、元ネタがあったようで、その元ネタをご存知の方には、「真贋相愛」の領域を一目見た時にピンときたみたいで…
その元ネタは「Fateシリーズ」というゲーム、アニメなどの作品群に登場する固有結界「無限の剣製」(アンリミテッドブレイドワークス)だったようですね!
私は、この「Fateシリーズ」に触れたことがありませんでしたので、全くピンとはこなかったので…
この「無限の剣製」(アンリミテッドブレイドワークス)の名を今回初めて知って調べてみたのですが…
なるほど「真贋相愛」の領域内の無数に刀が刺さっているビジュアルは、固有結界「無限の剣製」(アンリミテッドブレイドワークス)のビジュアルが元ネタになっている事は、どうやら間違いなさそうですね!
「真贋相愛」の領域内の水引は「あわじ結び」
水引の結び方には、「結び切り」「あわじ結び」「蝶結び」「梅結び」「あわじ返し」等々の種類がありますが…
「真贋相愛」の領域に存在している水引は、この中の「あわじ結び」という種類の結び方になっています。
一度結ぶと解くのが難しい結び方なため、一度きりになるようにという意味が込められ、結婚祝いなど一度だけが望ましい事のお祝いや不祝儀に使われる形となります。
乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」の刀と水引の意味は?
乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」の刀の意味は?
メタ的には、「真贋相愛」の領域内に無数の刀が刺さっているのは、元ネタになったであろう「無限の剣製」(アンリミテッドブレイドワークス)に倣ったからという事になるのでしょうが…
そのようなメタ的な視点でではなく、あくまで「呪術廻戦」の作品世界内の事情だけで「真贋相愛」の領域内に無数の刀が刺さっている理由を考えると…
あの無数の刀は、乙骨憂太の何かを反映しているものということになるのでしょうね?
無数の刀が乙骨憂太の術式「模倣」(コピー)を反映しているものだとしたら、領域内に無数に刺さっている刀は、一つの刀が無数に模倣(コピー)されたものという事になりそうですし…
「真贋模倣」領域内の無数の刀は、刀を武器として使っている乙骨憂太の戦闘スタイルを反映しているとも考えられそうです。
乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」の水引の意味は?
前述しましたように「真贋相愛」の領域内に存在している水引は、結婚祝いや不祝儀に使われる結び方「あわじ結び」になっていますが…
カラーではなくモノクロでは、紅白なのかそうではないのかがわかりませんので、祝儀なのか不祝儀なのかがわかりません。
もしも紅白ならば、結婚祝いに使われる「あわじ結び」の水引は、乙骨憂太と祈本里香の結びつきを意味するものという事になりそうですが…
「真贋相愛」の名の中に「相愛」と入っている以上、この可能性が高そうですね!
そして、もしも紅白ではない不祝儀に使われる「あわじ結び」の水引だとしたら、その場合には、捉えられてしまった者にとって「真贋相愛」の領域が不吉なものである事を象徴しているのかもしれません。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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