禪院真希の母はなぜ「産んでよかった」と言った? 呪術廻戦考察
禪院真希に「産んで良かったと思わせてよ」と言っていた禪院真希の母
死滅回游の平定のために動きだすために禪院真希が武具を回収するために禪院家に一度戻るようにした時には…
まさか、覚醒した禪院真希が、禪院家を壊滅させてしまうという衝撃的な展開が、その後に待っているなどとは全く予想していませんでした!
禪院真希の母親もまさか禪院真希が禪院家に戻ってきた時には、その後に衝撃展開が待っているとは予想していなかったと思いますが、忌庫に向かった娘・真希に
「一度くらい産んで良かったと思わせてよ…真希」
と言っていました。(呪術廻戦17巻 第148話)
禪院真希の母の謎の言葉「産んでよかった」
そして… 双子の妹・禪院真依が逝ったことをキッカケに覚醒した禪院真希が禪院家を壊滅させるという衝撃展開(呪術廻戦17巻 第149話~第151話)があった後…
禪院真希の母は、首に傷を負った状態で包丁を持ち、禪院真希に敗れ、重大なダメージを負っていたもののまだ生きていた禪院直哉のところにやって来て…
禪院直哉に包丁を突き刺し、トドメを刺した後、脳内ビジョンで花咲き乱れる野原で幼い頃の禪院真希・真依が遊ぶところを見ながら
「産んで…… よかった……」
と言っていました。(呪術廻戦17巻 第152話)
禪院真希の母は、いったいなぜ「産んでよかった」と言っていたのでしょうか?
禪院真希の母が「産んでよかった」と言っていた理由
禪院真希の母は娘が禪院家を壊滅させたから「産んでよかった」と言っていた!?
禪院直哉が
「べっぴんさんやけど真希ちゃんはアカン アレは男を立てられへん 三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」
などと言っていたこと(呪術廻戦16巻 第138話)からもわかるように禪院家は、おそらく男尊女卑体質がひどかったのではないかと思われます。
そして、禪院扇は、自分の娘である禪院真希・真依を「我が人生の汚点」などと言い、その命を平気で奪おうとしていたくらいですから…(呪術廻戦17.巻 第149話)
禪院扇が、禪院真希の母にとって良き夫でなかったことは想像に難くありません。
ですから… 禪院真希の母が、禪院家というものを嫌い、自分がそこに嫁いでしまったことを後悔していた可能性はかなり高いだろうと思います。
ですからですから… 禪院真希の母は、自分が産んだ娘=禪院真希が禪院家を壊滅させたことを実は喜んでいて…
「産んでよかった」と言っていたと考えられると思います。
禪院真希が覚醒したことを喜んで…
自分の娘たちを「我が人生の汚点」などと言い、命を奪おうとしていた禪院扇とは違い、禪院真希の母は、自分の娘たちが呪術師として一人前になることを願い…
当たり前の母親のように自分の娘たちに期待をしていたかもしれません。
だからこそ禪院真希が覚醒し、たった一人で禪院家を壊滅させてしまうほどの力を得たことを喜び…
「産んでよかった」と言っていたとも考えられるのではないでしょうか?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~17巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。