鬼滅の刃考察|善逸が眠ると強くなる男だった事について

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善逸が眠ると強くなる男だった事について考える! 鬼滅の刃考察

善逸は眠ると強くなる男だった!

我妻善逸は鼓屋敷での戦いで、まだ新入りだったとはいえ仮にも鬼殺隊の隊士であるくせに鬼に対してビビりまくり…

少年・正一を守ななければならないという義務感と自分たちを襲ってくる鬼への恐怖心がゴチャマゼになって

「俺が何とかしなくちゃ 俺が守ってあげないと可哀想だろ!! 享年が一桁とかあんまりだぞ!!」

「でも俺はすごく弱いんだよ 守ってあげられる力が無いの でも俺が守ってあげなきゃ…」

などと心の声で言っているうちに恐怖と責任感がはじけてしまい… なんと眠ってしまいました!

この善逸がいきなり眠ってしまうという展開には、一緒にいた正一少年も彼らのことを襲おうとしていた鬼もビックリでしたが…

それ以上にビックリだったのは、眠ってしまった善逸が、それまでのヘタレぶりが嘘のように電光石火の攻撃(雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃)を繰り出し…

あっという間に鬼を倒してしまったことです!

鬼滅の刃」作品中では、この時に善逸が突然眠ってしまった事、そして、眠ってしまった後、それまでのヘタレぶりが嘘のような攻撃を鬼に対して繰り出した事が

眠ると強くなる男 我妻善逸 普段は緊張や恐怖で体が強張りうまく動かせない… 命の危機を前に緊張・恐怖が極限を越えると失神するように眠りに落ちる

と解説されていました。(鬼滅の刃3巻 第23話)

ですが、眠りに落ちた後、なぜ善逸が起きている時以上に動く事ができるのかという事までは明かされてはいませんでした。

その後も眠って本領を発揮し続けた善逸

その後も善逸は、那田蜘蛛山での戦いでも吉原の遊郭での戦いでも眠ってしまってから(というか気絶してから)鼓屋敷の時と同じようにそれまでのヘタレぶりが嘘のように活躍し…(鬼滅の刃)

吉原の遊郭での戦いでは、寝ぼけながら上弦の陸・堕姫に説教までしていました(鬼滅の刃10巻 88話)。

なぜ善逸は眠ると強くなることができたのか?

漫画友達・鬼滅の刃考察|善逸が眠ると強くなる男だった事についてイメージ鴉シルエット

善逸が眠ると強くなることができる理由は明かされていない

前述しましたように「鬼滅の刃」作品中では善逸が「命の危機を前に緊張・恐怖が極限を超えると失神するように眠りに落ちる」ということは明かされても…

眠った後、なぜ起きている時にも勝る活躍ができるのかという事は明かされませんでした。

「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」でも

命の危機を前に恐怖と緊張が限界を越えると眠りに落ち、それにより緊張が解けるのか、本来の強さを発揮

と書かれているだけで(39ページ)なぜ眠っている時に動けるのかという事までは明かされていませんでした。

善逸は夢遊病ではない!?

眠っている時に動きまわるというと真っ先に思い浮かぶのが夢遊病のことですが…

夢遊病はノンレム睡眠という脳や自律神経の活動レベルが低く、筋肉はあまり弛緩していない睡眠状態の時に起こりますが…

脳の活動レベルが低くなっているために眠って強くなった時の善逸のように敵を倒すような動き夢遊病の状態でとれるとは思えません。

したがって、善逸が眠りながら動けるのが夢遊病のためだとは考えられないと思います。

善逸が眠っている間にもう一人の善逸が目覚めている!?

善逸は鼓屋敷で眠って強くなり、鬼を倒した時、眠りから醒めると自分が鬼を倒した事を全く憶えておらずに自分と一緒にいた正一少年が鬼を倒したものと思い込んで正一に

「ありがとう助かったよ〰 この恩は忘れないよ〰〰っ こんな強いなら最初に言っといてよ〰〰」

などと言って正一少年を困惑させていました。(鬼滅の刃3巻 第23話)

そして、吉原の遊郭での戦いの時には、上弦の陸・堕姫に対し

「俺は君に言いたいことがある」

「耳を引っ張って怪我をさせた子に謝れ」

「たとえ君が稼いだ金で衣食住与えていたのだとしても あの子たちは君の所有物じゃない 何をしても許されるわけじゃない」

「自分がされて嫌だったことは人にしちゃいけない」

と淡々と言っていました。(鬼滅の刃10巻 第88話)

この時の善逸は、感情の起伏が激しい普段の善逸とはまるで別人のように見えました。

■眠っていた時の行動を起きた時に記憶していない

■眠っている時は通常とは別人のようになっている

という事から考えられるのは、善逸は実は解離性同一性障害(いわゆる多重人格症)なのではないかということです。

解離性同一性障害の場合、別の人格となっている時にあったことを記憶していないのは普通ですし…

通常の人格とは全くの別人となっても全く不思議はありません。

善逸の場合は、緊張・恐怖が極限を越えて失神するように眠りに落ちた後… 緊張や恐怖を感じにくい別人格が目覚めていたのではないでしょうかね?

そのように考えれば、眠りに落ちてしまう前はヘタレだった善逸が、眠りに落ちた途端に別人のような活躍を見せていた事を納得できると思うのですが…

どうでしょうかね?

漫画友達・鬼滅の刃考察|善逸が眠ると強くなる男だった事についてイメージイラスト藤の花

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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。

本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。

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