捨て子だった善逸の桑島慈悟郎と出会うまでどう生きてきた? 鬼滅の刃考察
善逸は捨て子だった!
伊之助と炭治郎が
伊之助:「俺に母親はいねぇ!!」
炭治郎:「誰にでもいるよ お母さんは」
伊之助:「だったら俺は捨て子だ 母親は俺がいらなかったんだ」
といったやりとりをしているのを聞いて善逸は
「やむにやまれぬ事情があったんだろ 本物の捨て子なら おくるみに名前も入れねえよ 俺みたいにな」
と言っています。(鬼滅の刃19巻 第163話)
ですから、伊之助が捨て子であった事、そして、「善逸」という名前が生みの親によってつけられたものではなかった事は間違いありません。
桑島慈悟郎と出会うまでの善逸がどうやって生きてきたのかは謎
善逸は、惚れた女に別の男と駆け落ちをするための金を貢がされてしまい、借金まみれになったところを元鳴柱の育手(そだて)・桑島慈悟郎によって助けられた事がわかっていますが…(鬼滅の刃4巻 第33話)
桑島慈悟郎と出会うまでの彼が、どこでどうやって生きてきたのかという事が「鬼滅の刃」作品中で描かれる事はありませんでした。
ですから、善逸が桑島慈悟郎と出会うまでどうやって生きてきたのかという事が明かされる事は、もうないだろうと思いますが…
だったら可能な限り推察していってみるしかありませんね!
捨て子だった善逸の桑島慈悟郎と出会うまでを推察する
「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」には我妻家家系図が掲載されている!
「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」には「鬼滅の刃」に登場する各キャラクターたちの家の家系図が掲載されていますが…
善逸のページ(55ページ)にはちゃんと「我妻家家系図」も掲載されているんですよね!
もっとも「我妻家家系図」といっても父と母の間に善逸がいるという極めてシンプルなものですが…
それでも「我妻家家系図」が掲載されていた事は間違いありません。
善逸が捨て子だった事と「我妻家家系図」が掲載された事を掛け合わせて考える
善逸が伊之助に「本物の捨て子なら おくるみに名前も入れねえよ 俺みたいにな」と語っていた事と「我妻家家系図」で善逸に我妻家の父と母がいるという事になっていた事を掛け合わせて考えますと…
■名前も誰に捨てられたのかもわからない捨て子だった善逸は我妻家に引き取られ、育てられた
■名前もわからない捨て子だった善逸は、我妻家に引き取られてからから「善逸」という名前をつけられた
■当然のことながら善逸の育ての親である我妻家の父と母と善逸の間に血のつながりはない
■善逸は、我妻の父と母が自分の生みの親ではない事、自分が捨て子だった事を知っていた
などなどといった事がわかってきますね!
我妻家はそれなりに裕福な家庭と推察される
捨て子だった善逸を引き取り、我が子として育てた我妻家は、それなりに裕福な家庭だったのではないかと推察されます。
そう推察する根拠となってくるのは
■善逸の好物は、うなぎなどの高いもの(「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」33ページ)
■辛い事からすぐに逃げ出そうとする甘ったれでヘタレな性格は甘やかされて育ったためのものと思われる
■鬼殺隊に入るまで友達が全くいなかったというが(「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」41ページ)それも甘やかされて育ったためとも思える
などなどといった事です。
騙されて借金まみれになった善逸をさすがに我妻の父と母は助けてくれなかった!?
上記のような材料から捨て子だった善逸が引き取られ、育てられた我妻家は、少なくともそれなりには裕福のある家だったのではないかと推察できるわけですが…
惚れた女に騙されて借金まみれになった善逸のことをさすがに育ての親である我妻の父と母は助けてくれなかったのでしょう!
それは、女に騙された善逸の馬鹿さに呆れてしまったためだったかもしれませんし…
単に善逸が作った借金が、それなりに裕福な我妻家でもそう簡単に用意できるような金額ではなかったためかもしれません。
いずれにしても我妻の父と母が善逸のことを見捨ててしまった事は、間違いないのではないかと思います。
そうでなければ、善逸が育ての親である我妻の父と母について炭治郎や伊之助に話すこともあっただろうと思われますからね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。