甘露寺蜜璃の特殊な筋肉は病気なのか? 異常食欲との関連は? 鬼滅の刃考察
甘露寺蜜璃は常人の八倍の密度の筋肉を持つ捌倍娘!
甘露寺蜜璃は筋肉の密度が常人の八倍という極めて特殊な肉体を持っています。
彼女がそのような特殊な肉体を持つに至ったのは後天的な何らかの理由によってではなく、彼女は、特殊な肉体を生まれた時から既に持っていたものと思われます。
まだ生後一年二ヶ月の頃に四貫(15kg)の漬物石を持ちあげることができたといいますから(鬼滅の刃14巻 第123話)それは間違いないでしょう。
甘露寺蜜利が鬼殺隊で柱まで昇りつめ、活躍することができたのは、その生まれた時から持っていた特殊な肉体があったからこそだというのもまた間違いないでしょうが…
もしかしたら甘露寺蜜璃の特殊な肉体は、彼女が先天性の病気にかかっていたからこそ持ち得たものだったのかもしれません。
甘露寺蜜璃の筋肉の密度が常人の八倍もあったのはミオスタチン欠乏のため?
タンパク質の一種であるミオスタチンは筋肉の成長を抑制する性質を持っています。
このミオスタチンの分泌が多い人は筋肉がつきにくく、逆にミオスタチンの分泌が少ない人は筋肉がつきやすくなります。
筋肉を増やしたいのになかなか増やすことができずにいる人は、ミオスタチンの分泌を減らして筋肉がつきやすいようにしたいと思うかもしれませんが…
ミオスタチンがあまりに欠乏してしまえば、それは「ミオスタチン欠乏症」という病気になり、体に害が出てきてしまいます。
ミオスタチンが欠乏した結果、つきすぎた筋肉によってエネルギーが消費されるようになった人は体脂肪が極端に少なくなりすぎてしまい…
その結果、中枢神経に障害が出るなど体に様々な悪影響を及ぼす可能性が出てきてしまうようです。
ですから、もしも甘露寺蜜璃の異常ともいえる筋肉を持つに至ったのがミオスタチン欠乏症のためだったとしたら…
彼女は病気にかかっていて、そのために中枢神経に障害が出るなどのリスクを背負っていたということになりますね!
甘露寺蜜璃の力の源である特殊な筋肉は病気のため? 異常な食欲もそのせい?
ミオスタチン欠乏症ではなかったとしても甘露寺蜜璃は危険な状態だった?
ただ、甘露寺蜜璃の体は筋肉が普通に肥大化しているのではなく、密度が異常に高まっているわけですが…
ミオスタチン欠乏症のために筋肉が肥大化することはあっても筋肉の密度が異様に高くなるということはないでしょう。
ですから、甘露寺蜜璃がミオスタチン欠乏症だったと断定はできませんが…
ミオスタチン欠乏症であったとしてもそうでんかったとしても彼女が、その特殊な筋肉のために多くのエネルギーを必要としていたことは…
相撲とり三人以上の食糧摂取を彼女が必要としていたこと(鬼滅の刃14巻 第123話)から考えて間違いありません。
ですから、筋肉のために大量のエネルギーを必要としていた以上、ミオスタチン欠乏症であろうとなかろうと…
甘露寺蜜璃が中枢神経に障害が出るなど体に様々な悪影響が出るリスクを背負っていた可能性はありそうです。
転生後の甘露寺蜜璃が特殊な体のためのリスクを抱えていなければいいが…
甘露寺蜜璃が特殊な体によるリスクを抱えていたとしてもいなかったとしても…
どちらにしても痣を発現させていた彼女は二十五歳まで生きられなかったのかもしれませんし…
鬼舞辻無惨たちと鬼殺隊の最終決戦で彼女は19歳で逝ってしまいました。(鬼滅の刃23巻 第200話)
ですが… 転生した甘露寺蜜璃は転生した伊黒小芭内と夫婦になり、メガ盛りが名物の定食屋を営み、幸せにやっているようです。(鬼滅の刃23巻 第205話)
ですがですが… メガ盛りが名物の定食屋を営んでいるあたり、転生後の彼女も大正時代に生きた甘露寺蜜璃と同様に大量のエネルギー摂取を必要とする特殊な体の持ち主だということも考えられそうですから…
彼女が中枢神経に障害が出るなどのリスクを背負っていないことを願いましょう。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。