幻海の強さは何級に相当するのか? B級? それとも… 幽☆遊☆白書考察
幻海はB級以下だった妖怪たちをS級に育てていた
戸愚呂弟の強さを霊界ではB級の上位とランクづけしていました。
そして、暗黒武術会の終えた時点での飛影のことは霊界ではB級の中位とランクづけしていました。(幽☆遊☆白書14巻 虎穴に入らずんば…!!の巻)
したがって、暗黒武術会に出場した時点での酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸は全員がB級以下にランクされる強さでしかなかったはずですが…
幻海の下で修行を行った酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸は全員が妖力値を10万以上にアップさせ、余裕でS級にランクされる強さになっています。(幽☆遊☆白書18巻 それぞれの一年 蔵馬 後編)
では… B級以下だった妖怪たち6人を全員を妖力値10万を超えるS級妖怪に育て上げる師匠役を務めた幻海自体の強さは、いったいどのくらいのものだったのでしょうか?
B級上位の戸愚呂弟に敗れていた幻海
幻海は暗黒武術会の決勝戦の前に戸愚呂弟と戦って敗れています。(幽☆遊☆白書10巻 50年ぶりの再会!!の巻~恐怖の80%!!の巻)
B級上位にランクされていた戸愚呂弟に敗れたのですから、幻海の強さがB級中位以下であったことは間違いないでしょうが…
戸愚呂弟に敗れる前に幻海は霊光波動拳の後継者・幽助に霊気を極限まで凝縮したエネルギー球=霊光玉(れいこうぎょく)を渡していました。(幽☆遊☆白書9巻 最大の試練!!の巻)
ですから、戸愚呂弟と戦い敗れた時点での幻海の強さが霊光玉を幽助に渡す前よりも落ちていた事は間違いありません。
とはいえ… もしも仮に幻海が霊光玉を幽助に渡す前だったとしても戸愚呂弟に勝つことはできなかったでしょう。
ですから、霊光玉を幽助に渡す前だったとしても幻海の強さはB級上位には達していなかったと思います。
幻海の強さは何級? 全盛期でもB級どまり?
幻海の強さは若き日の全盛期でもB級どまり!?
妖怪になる前、まだ人間だった頃の戸愚呂弟は、若き日の幻海に
「オレもお前も今が強さの最盛期だろうな 時が止まればいいと最近よく思う」
「オレは怖いんだ」
「オレ達より強いヤツが現れることが怖いんじゃない」
「そんな奴が現れたとき自分の肉体がおとろえていたらと思うと怖いのだ 口惜しいのだ」
「人間とは不便なものだな」
と言っています。(幽☆遊☆白書10巻 50年ぶりの再会!!の巻)
そこまで年をとることにより力が衰える事を恐れていた戸愚呂弟が、それを免れるために妖怪になっていたのですから…
幻海を倒した時点での妖怪・戸愚呂弟の強さが人間として最盛期を迎えていた頃の戸愚呂弟に劣っていたはずがありません。
そして、若き日の全盛期の幻海がいくら強かったとしても戸愚呂弟以上に強かったということはさすがにないでしょうから…
若き日の全盛期の幻海でもその強さがA級以上だった事はなかったはずです。
全盛期の幻海が、仮に戸愚呂弟と互角に戦えるくらいの強さだったとしても、その強さはB級上位程度ということになりますが…
おそらく全盛期の幻海でもその強さは戸愚呂弟には及ばず… せいぜいB級上位どまりだったのではないでしょうか?
B級相当の強さの幻海が師匠としてS級妖怪たちを育てていた事に不思議はない
ここまで推察してきましたように幻海の強さは、B級どまりであり、A級には達していなかったでしょうが…
それでも幻海が、B級かそれ以下の強さでしかなかった酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸を妖力値10万以上のS級妖怪にまで育て上げていたわけですが…
これは、別に全く不思議ではないと思います。
スポーツでも指導者として一流の者が、選手時代の自分以上の成績を残す一流選手を育て上げることは全く珍しくありませんからね!
B級、B級と言っても人間の中ではトップクラスの強さではあった幻海が格闘家としても一流であったことは間違いありませんが…
師匠として幽助、酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸を育て上げた実績を考えますと、格闘家として以上に武術指導者して優れていたのではないでしょうかね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
本文中( )内に幽☆遊☆白書○巻 「○○○」とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。