鬼滅の刃考察 炭治郎が鬼になったままだったらどうなっていたのか?
炭治郎は鬼舞辻無惨によって鬼にされたが人間に戻ることができた
鬼殺隊の隊士たちは最終決戦で多くの犠牲者を出しながら、ついに鬼舞辻無惨を倒すことに成功しましたが…
自らの命が尽きる事を悟った鬼舞辻無惨は、炭治郎を鬼にして自分の意思を継がせようとしました。
ですが… 鬼から人間に戻ったことによって抗体を持っていた禰豆子を一番最初に噛んだことと…
胡蝶しのぶが作っていた鬼を人間に戻す薬が効いたことによって炭治郎は人間に戻ることができました。(鬼滅の刃23巻 第201話~第204話)
炭治郎が人間に戻れたのは運がよかったから
愈史郎は鬼になった炭治郎が人間に戻れたことについて
「しのぶの薬と禰豆子 もしどちらかが欠けていたらお前は人間に戻れなかっただろう つくづく運のいいやつだよ」
と炭治郎に語っていました。(鬼滅の刃23巻 第204話)
愈史郎が間違ったことを言っていたとは思えませんから、鬼化した炭治郎が人間に戻れたのは運がよかったからであり…
しのぶの薬がなくても禰豆子が鬼化して人間に戻ったことによって得ていた抗体がなくても鬼化した炭治郎が人間に戻ることはできなかったのでしょうね。
では… もしも炭治郎が鬼になったままで人間に戻ることができなかったとしたら、いったいどうなっていたのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
炭治郎が鬼になったままで人間に戻れなかったらいったいどうなっていた?
炭治郎は最強の鬼の王になると鬼舞辻無惨は思っていた
鬼舞辻無惨は自分の肉体が陽の光によって間もなく滅びることを悟り、炭治郎を自分の意志を継ぐ者にすることに決めた際に
「竈門炭治郎 お前は陽の光をも克服し 最強の鬼の王となるだろう」
「なぜならお前は竈門禰豆子と血を分けた兄であり あの化け物と同じ呼吸を使うことができた唯一の者」
「お前は死なない 私は信じる」
と心の声で言っていました。(鬼滅の刃23巻 第201話)
そして、鬼化した炭治郎の陽光灼けがすぐに止まってしまったことに気づいた冨岡義勇は炭治郎に対して「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」を繰り出した後で
「禰豆子を噛んだ!! 血の味を覚えてしまった もうお終いだ…!!」
「早く!! 早く炭治郎を殺さなければ 人を殺す前に」
「だが… 日光も赫い日輪刀も炭治郎には効かない 殺す方法がない…!!」
と心の声で言っています。(鬼滅の刃23巻 第202話)
鬼舞辻無惨が見込んだとおりに炭治郎は陽の光をあっという間に克服してしまい…
陽の光を克服してしまったのですから当たり前なのかもしれませんが、日輪刀による攻撃も効かなくなってしまいました。
炭治郎が鬼化した時、鬼舞辻無惨との戦いで鬼殺隊はボロボロになっていた
しかも、炭治郎が鬼になってしまった時には、鬼舞辻無惨との戦いで柱達の多くはもう戦うことができない状態になってしまってしまい、鬼殺隊はボロボロになってしまっていました。
もっとも、まだ柱たちの多くが戦うことができる状態だったとしても陽の光をも克服し、日輪刀で倒すことができない状態になっていた炭治郎を倒すことは、おそらくできなかったでしょうが。
炭治郎はまず鬼殺隊を滅ぼし、その後は…
炭治郎が鬼になったまま人間に戻らず、自我を取り戻すこともなかったとしたら…
炭治郎は、まず鬼舞辻無惨との戦い既にボロボロとなっていた鬼殺隊を完全に滅ぼし、その後、人の世に災いをもたらし続けることになった可能性が非常に高いのではないかと思います。
そして、もしかしたら… 鬼舞辻無惨が平安の昔から大正時代まで生き続けてきていたように鬼となった炭治郎は、現在もなお人の世に災いをもたらし続けていたかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。