鬼滅の刃考察 禰豆子が鬼になった時に冨岡義勇以外の柱が現れていたらどうなった?
禰豆子が鬼になった時に現れたのは水柱・冨岡義勇
禰豆子が鬼にされてしまった時、そこにやって来た水柱・冨岡義勇でした。
そして、冨岡義勇は、禰豆子の首をはねるのはやめてくれと炭治郎から頼まれても、それを聞き入れようとはせずに禰豆子の首をはねるつもりでいましたが…
「こいつらは何か違うかもしれない」と禰豆子と炭治郎に感じた冨岡義勇は、結局、禰豆子の首をはねはせず…
炭治郎に鱗滝左近次のところへ訪ねるよう伝え、その場から去っていきました。(鬼滅の刃1巻 第1話)
冨岡義勇が禰豆子の首をはねなかったことによって…
冨岡義勇が、もしも、この時、禰豆子の首をはねていたら、炭治郎が鱗滝左近次のところへ行くこともなく…
その後、鬼殺隊と鬼たちの間で繰り広げられた戦いは、私たちが知るものとは大きく違ったものになっていたでしょう!
ですから、鬼になった禰豆子の首を冨岡義勇がはねなかったからこそ「鬼滅の刃」の物語は始まったと言えるでしょうが…
では、もしも禰豆子が鬼になった時にそこにやって来たのが水柱・冨岡義勇ではなく、他の柱だったとしたら、いったいどうなっていたでしょうか?
今回は、このことについて考えていってみたいと思います!
禰豆子が鬼になった時、冨岡義勇以外の柱がやって来ていたらどうなっていた?
禰豆子が鬼になった時にやって来たのが煉獄杏寿郎、伊黒小芭内、不死川.実弥、悲鳴嶼行冥、宇髄天元だったら…
柱たちが半年に一度集まり、開かれる柱合会議の場に禰豆子と炭治郎が連れてこられ、裁判が行われることになった時には…
柱たちの多くが、鬼となった禰豆子を生かしておくことに猛反対していました。
柱たちがどんなことを言っていたかを振り返っていってみますと
炎柱・煉獄杏寿郎:「裁判の必要などないだろう! 鬼を庇うなど明らかな隊律違反! 我らのみで対処可能! 鬼もろとも斬首する!」
蛇柱・伊黒小芭内:「胡蝶めの話によると隊律違反は同じだろう どう処分する どう責任をとる どんな目にあわせてやろうか」
風柱・不死川.実弥:「鬼が何だって? 坊主ゥ 鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ? そんなことはなァ ありえねんだよ馬鹿がァ」
岩柱・悲鳴嶼行冥:「嗚呼(ああ)…たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる…」
音柱・宇髄天元:「俺も派手に反対する 鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」
などといったところになってきます!(鬼滅の刃6巻 第45話~第46話)
柱合会議の時は、こんなことを言っていましたが、炎柱・煉獄杏寿郎、岩柱・悲鳴嶼行冥、音柱・宇髄天元などは、その後、炭治郎や禰豆子の味方的な存在になっていきましたし…
いきなり禰豆子が入っている箱に刀を突き刺していた風柱・不死川実弥でさえ、鬼舞辻無惨が倒れ、禰豆子が人間に戻った後…
禰豆子に「悪かったな色々…」と謝り、禰豆子の頭をなでた後、「元気でなァ」と言っていました。(鬼滅の刃23巻 第204.話)
ですが… もしも禰豆子が鬼になった時に冨岡義勇ではなく、彼らがやって来ていたとしたら…
やはり躊躇することなく、禰豆子の命を奪っていたのではないでしょうかね!?
禰豆子が鬼になった時にやって来たのが霞柱・時任無一郎だったら…
霞柱・時任無一郎は、柱合会議に連れてこられた禰豆子や炭治郎に全く関心がなかったようで…
他の柱たちが、禰豆子や炭治郎のことを色々言っている時も雲や鳥のことなどを気にしていました。(鬼滅の刃6巻 第45話)
ですが… 無関心であったというだけで、けっして禰豆子を生かしておこうとしていたわけではありませんから…
もしも禰豆子が鬼になった時にやって来たのが時任無一郎だった場合、彼もまた躊躇することなく禰豆子の命を奪っていたでしょうね!?
禰豆子が鬼になった時にやって来たのが蟲柱・胡蝶しのぶだったら…
多くの鬼殺隊士が、鬼である以上、禰豆子を生かしておくべきではないと最初から決めつけていた中で蟲柱・胡蝶しのぶは、そのような決めつけはせずに…
フラットな目線で禰豆子や炭治郎のことを見ていましたよね!
ですが… それは、禰豆子が鬼になってから二年以上、人を襲っていないという結果が出た後だったからこそであって…
もしも禰豆子が鬼になった時にやって来たのが、胡蝶しのぶだったとしたら、やはり彼女も禰豆子の命を奪おうとしていたのではないでしょうかね!?
禰豆子が鬼になった時にやって来たのが恋柱・甘露寺蜜璃だったら…
柱合会議に連れてこられた禰豆子のことを見て恋柱・甘露寺蜜璃は
「えぇぇ… こんな可愛い子を殺してしまうなんて 胸が痛むわ 苦しいわ」
と心の声で言っていました。(鬼滅の刃6巻 第45話)
ですから、もしも禰豆子が鬼になった時にやって来たのが、甘露寺蜜璃だったとしたら、禰豆子の命をいきなり奪いはしなかった可能性もありそうですね!?
ただし… 禰豆子が全然かわいくない鬼のような形相(というか鬼らしい形相)で甘露寺蜜璃に向かっていったとしたら…
やはり、禰豆子は、その場で甘露寺蜜璃に命を奪われていたんでしょうね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。