禰豆子を喰えば鬼舞辻無惨は太陽を克服できたの？

鬼滅の刃考察　鬼舞辻無惨はは禰豆子を喰ったら太陽を克服できたのか？

禰豆子が太陽を克服したと知った時、鬼舞辻無惨は興奮しながら

「あの娘を喰って取り込めば私も太陽を克服できる!!」

と言っていました。（鬼滅の刃15巻　第127話）

この言葉から、太陽を克服できる鬼が現れた場合、その鬼を喰えば自分もまた太陽を克服できると鬼舞辻無惨が確信していたということがわかりますが…

もしも禰豆子を喰うことができていたら、鬼舞辻無惨は本当に太陽を克服することができていたのでしょうか？

考えていってみたいと思います。

鬼舞辻無惨が、なぜか太陽を克服した鬼を喰らいさえすれば、自分も太陽を克服できると確信していたようですが…

無惨が、そのように確信できていた理由はわかりません。

ですが…　特異な性質を持つ鬼を喰って取り込むことによって、その特異な性質を自分が持つことができたとか…

特殊な能力を持つ鬼を喰って取り込むことによって、その特殊な能力を自分のものにすることができたといった体験を過去にしていたのではないかと推察することはできます。

そのような体験を実際に過去にしていたとすれば…　鬼舞辻無惨が、太陽を克服した鬼を喰って取り込めば自分も太陽を克服できると確信していたとしても当然かもしれません。

とはいえ…　仮にそうであったとしても、太陽を克服した鬼＝禰豆子を喰っていたら本当に鬼舞辻無残が太陽を克服できていたとは限らないと思います。

太陽を克服した禰豆子を喰って取り込んだところで、結局、期待していたように太陽を克服することが鬼舞辻無惨にはできなかったという可能性もあったのではないでしょうかね!?

禰豆子が太陽の光を克服した後で開かれた緊急柱合会議で産屋敷あまねは

「すでにお聞き及びとは思いますが　日の光を克服した鬼が現れた以上　鬼舞辻無惨は目の色を変えて　それを狙ってくるでしょう　己も太陽を克服するために」

と言っていました。

そして、柱の者達は、それを黙って聞いていましたから…（鬼滅の刃15巻　第128話）

太陽を克服した鬼＝禰豆子を鬼舞辻無惨が、太陽を克服するために喰おうとするのは当然のことと鬼殺隊の者たちは認識していたということになりますね！

鬼殺隊が、そのように認識していたのは、彼らも鬼舞辻無残が禰豆子を喰ったら太陽を克服してしまうと考えていたためかもしれませんし…

禰豆子を喰ったからといって鬼舞辻無惨が太陽を克服してしまうかどうかはわからないものの鬼舞辻無惨が禰豆子を狙ってくることは間違いないと考えていたためかもしれません。

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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1～23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。

本文中（　）内に鬼滅の刃○巻　第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。