スパイファミリー考察 ロイド＝黄昏がフィオナ＝夜帷の気持ちに気づかないのはなぜ？
ロイド＝黄昏はフィオナ＝夜帷の気持ちになかなか気づかない
フィオナ＝夜帷（とばり）はロイド＝黄昏に完全に恋してしまっていて…
「彼女の野望（将来の夢）＝黄昏のお嫁さんになること」となっていますが…（スパイファミリー５巻 MISSION：30）
なぜかロイド＝黄昏は、その事に全然気づかないんですよね！
黄昏が夜帷の気持ちにいかに気づいていないかを振り返る
夜帷が自分に恋をしていることに黄昏が気づいてもよさそうな場面で、いかに黄昏が夜帷の気持ちに気づいていなかったかを振り返っていってみますと…
■アーニャの忘れ物の虫メガネを届けにきたという口実で突然、夜帷がフォージャー家にやって来ても、黄昏は最後まで夜帷の気持ちに全く気づかない（スパイファミリー５巻 MISSION：30）
■地下テニス大会で夜帷が必要以上に力を発揮し続けたのは、自らの有能さを黄昏に見せつけ、自分こそが黄昏のパートナー＝フォージャー夫人役に相応しいとアピールするためなのに…
黄昏は、そのことに全く気づかない。（スパイファミリー６巻 MISSION：32）
■夜帷は、自分の心配をしてくれる黄昏にキュンとなり「ずるいです先輩 なんて罪な男!!」と思って黄昏を見つめていたのに…
黄昏は「うおー めちゃ睨んでる!? そんなにオレのやり方に不満が…!?」.などと的外れなことを考えていた。（スパイファミリー６巻 MISSION：32）
■夜帷は、完膚なきまでにヨルの心をへし折り、フォージャー家での居場所をなくさせるつもりでヨルにテニスでの勝負を挑み…
そんな思惑とは真逆にヨルに完膚なきまでに敗れ、去っていったのに、黄昏は、そんな夜帷の気持ちに全く気づかない。（スパイファミリー６巻 MISSION：34）
などなどといったところになります。
これだけ夜帷が、黄昏先輩大好きオーラを放ち続けているのに… それでも黄昏が、夜帷の気持ちに気づかないのは、いったいなぜなのでしょうか？
考えていってみたいと思います。
夜帷の気持ちに黄昏が全く気づかない理由は？
実は黄昏は女心に鈍感なのかも…!?
黄昏が、その女心を理解できずにいる相手は、夜帷だけではありません！
黄昏は、ヨルの女心もわからず、そのために何度かヨルに対してトンチンカンな動きをとってしまっていたことがありましたよね！
まあ… ヨルは、あのとおり天然で、極めて特殊なパーソナリティーを持った女性ですから、黄昏といえども、その心情をしばしば読み間違えてしまうのも無理もないかとは思いますが…
超ストレートに黄昏先輩大好きオーラを放ち続けている夜帷の自分に対する気持ちに気づくことができないとなってきますと…
実は、黄昏は、女心に対してかなり鈍感なのではないかと考えたくなってしまいますよね！
黄昏は計算外の恋愛には慣れていない!?
黄昏は、これまで任務（ミッション）上、その必要があったために多くの女性たちに自分に対し恋愛感情を抱くように仕向け、それに成功してきたはずです。
ですから、計算どおりに自分に対し恋愛感情を抱いた女性の心を操るのは、黄昏にとってはお手の物なのでしょうが…
計算外のところで自分に対して恋愛感情を抱いた女性の心を理解することは、実は黄昏は苦手としているのかもしれませんね!?
黄昏は諜報員が恋をすることはないと思い込んでしまっている!?
黄昏は、これまで本当の恋愛感情を抱いたことが一度もないのかもしれません。
そして、そんな自分を基準にして考えてしまい、黄昏は諜報員（エージェント）は恋などしないものと思い込んでしまっているのかもしれないですね？
もしも、そうだとしたら、あれだけ黄昏先輩大好きオーラを全開にしている夜帷の気持ちに黄昏が全然気づかずにいるのは、そのためということになりそうです。
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」１～10巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ＋」などを資料にしています。
本文中（ ）内にスパイファミリー○巻 MISSION：○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。
