呪術廻戦考察 伏黒津美紀が死滅回游から離脱せずルールを追加した理由は?
伏黒津美紀が死滅回游から離脱をせずにルールを追加した!
週刊少年ジャンプ2023年9号に掲載された「呪術廻戦」第211話では伏黒津美紀を死滅回游から離脱させるために伏黒恵たちが段取りをつけていましたが…
伏黒津美紀が、離脱のために与えられていた100点をルール追加に使ってしまうという予想外の行動に出てしまいました!
そして、それを目の当たりにした伏黒恵は、そんな行動に出た伏黒津美紀のことを別人だと感じたようで
「……オマエ…… 誰だ?」
と言っていました。
伏黒津美紀が本人だったとしても別人であったとしても…
伏黒津美紀の姿をした彼女が、まぎれもなく伏黒津美紀本人であったとしても…
伏黒恵が、そう感じていたように伏黒津美紀とは別人であったとしても…
彼女は、いったいなぜ死滅回游から離脱をせずに与えられていた100点を勝手に使ってルール追加を行ってしまったのでしょうか?
考えていってみたいと想います!
伏黒津美紀 なぜ離脱をせずにルールを追加したのか?
離脱せずにルール追加した理由 伏黒津美紀が闇堕ちしていた場合
羂索は、死滅回游の泳者(プレイヤー)にさせるマーキング済の術師たちの脳を無為転変で整えた際に
「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者 吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造(デザイン)が非術式の者 それぞれの脳を術師の形に整えたんだ」
「前者は器としての強度を 後者は術式を発揮する仕様を手に入れた」
と言っていました。
そして、羂索が無為転変を使った、まさに直後に長い間寝たきりとなっていた伏黒津美しは目を覚ましていたわけですが…
その時、伏黒津美紀の頭部には不気味な紋様が浮かび上がっていました。
(呪術廻戦16巻 第136話)
日車寛見、高羽史彦などの羂索に術式を与えられた現代人たちは、術式を得て、脳の構造を変えられた後も特に人格に変化は生じてはいなかったと思われますが…
伏黒津美紀の場合は、術式を得て脳の構造を変えられたことによって人格に変化が生じていたということも考えられると思います。
修得した術式も各人によって様々なわけですから、生じた変化も各人により様々であり、伏黒津美紀の場合は、日車や髙羽と違い、人格に大きな変化が生じたという事もあり得るでしょう。
そして… 絵に描いたような善人であった伏黒津美紀が、術式を得て脳の構造を変えられたことによって人格が変わり、いわゆる闇堕ちをし、別人のようになっていたのだとしたら…
伏黒津美紀は、伏黒恵や虎杖悠仁、天使・来栖華やなどの足を引っ張るような何かをしようと企んでいて…
結界(コロニー)を自由に出入りできるルールを追加したのかもしれませんね!?
離脱せずにルール追加した理由 伏黒津美紀が闇堕ちしていなかった場合
伏黒津美紀が、全く予想外の行動に突然出たため、伏黒恵は、彼女のことを別人のように感じていたわけですが…
実は、伏黒津美紀は別人のようになど全くなっておらず、闇堕ちなどもしておらず、元のままの彼女だったのかもしれません。
そして、どうせ100点を消費するなら、自分を離脱させるために使うよりも結界(コロニー)に自由に出入りできるというルールを先に追加しておくべきだと思い…
それを実行したのかもしれません。
伏黒恵たちが「結界の出入り」に関するルールの追加を後回しにしていることを伏黒津美紀が知っていたとしたら…
彼女が自分の離脱よりも先にルール追加を行うべきだと判断したとしても不思議ではないと思いますが…
どうでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~21巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。