ハンターハンター考察 ヒソカがイルミに変装しているという説を否定する要素がある!
ヒソカがイルミに変装しているという説が何年も前からある
「ハンターハンター」のコアなファンの方ならヒソカがイルミに変装しているのではないかという説があり…
かなり多くのファンの方が、その説が当たっているのではないかと考えていることをご存知でしょう!
幻影旅団の団員たちがブラックホエール号の第5層の中央食堂で全員揃った時、クロロがイルミに自己紹介をさせていましたが…(ハンターハンター36巻 No.377)
この時のイルミは、本物のイルミではなく、実はイルミになりすましていたヒソカだったのではないかという説です!
ヒソカがイルミに変装しているという説の根拠
このヒソカがイルミに変装しているのではないかという説の根拠となっているのは
■自己紹介とヒソカの動向予測を話している時にイルミは「ボク」という一人称を使っていたが、イルミが一人称として使っていたのは「オレ」
■「ハーイ ボクはイルミ」と言っているコマ(ハンターハンター36巻 No.377)でイルミは指を「ヒ」の形にしている
といったものです。
興味深い説であり、説得力もかなりありますよね!
実は私もこの説が的中しているかもしれないと思っています!
ですが… この説を否定する要素も実はあるんですよね!
今回は、そのヒソカがイルミに変装しているという説を否定する要素を挙げていってみることにします!
ヒソカがイルミに変装できるはずがないと考えている人もいるが…
なお、この否定する要素の中にヒソカが、幻影旅団の団員たちに気づかれないレベルでイルミに変装などできるわけがないというものは入っていません。
ヒソカがイルミに変装しているという説に否定的な方の中には、ヒソカが、幻影旅団の団員たちに気づかれないレベルでイルミに変装などできるわけがないという事をその根拠として挙げている人もいますが…
私は、ヒソカが薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)でイルミに変装することは可能なのではないかと思っているからです。
ヒソカがイルミに変装しているという説は間違い? 否定する要素がある!
イルミが「ボク」という一人称を使っていた事は以前にもあった!
前述しましたようにヒソカがイルミに変装しているという説の根拠の一つになっているのが、自己紹介とヒソカの動向予測を話している時にイルミが「ボク」という一人称を使っていた事ですが…
実はイルミが「ボク」という一人称を使っていた事は以前にもありました。
アルカとナニカのことについてヒソカに話していた時にイルミは「ボク」という一人称を使っているんですよね!(ハンターハンター31巻 No.323)
ですから、「ボク」という一人称を使っていたからといって、それを根拠に幻影旅団の団員たちの前に現れたイルミが、実はヒソカだったと決めつけることはできないと思います。
カルトがイルミが偽者だということに気づかない
ブラックホエール号の第5層の中央食堂に全員揃っていた幻影旅団の団員たちは、クロロが
「パーティーをしたいがケーキが無い 中央にすえる特注品」
「手に入れたら 又集まって あのテーブルで食事をしよう」
「ヒソカの首を獲って来い…!!」
と言った後、船内に散っていきましたが…(ハンターハンター36巻 No.377)
カルトは、その後も兄である(はずの)イルミと一緒に行動していて、第3層の展望エリアに行っていて…
ミザイストムから
「旅団(クモ)が…… いるんだな………?」
と問われ、イルミが
「ああ 全員そろってるよ」
と応えると、カルトは幻影旅団についての情報を明かしてしまったことを咎めるように
「兄さん!」
と言ったりしていました。(ハンターハンター36巻 No.380)
どうやらカルトは、イルミが偽者だとは思っていなかったようですが…
もしもイルミが、ヒソカが変装した偽者だったとしたら、イルミの弟であるカルトは、さすがに普段の言動との差異からイルミが偽者であることを見破ったのではないかと思えます。
ヒソカがイルミに変装しているという説を否定する要素は決定的なものではない
以上のようにヒソカがイルミに変装しているという説を否定する要素を挙げてみましたが…
この要素は、ヒソカがイルミに変装しているという説を完全に否定できるような決定的なものではありません!
イルミが以前に「ボク」と言っていたことがあったからといって、幻影旅団の団員たちがブラックホエール号の第5層の中央食堂で全員揃った時のイルミが本物のイルミだという証拠になるわけではないですし…
イルミが偽者だとカルトが見破っていないからといって、イルミが本物であると決めつけることもできませんからね!
それに… カルトが、本当にイルミが偽者であることに絶対に気づいていないとも言い切れません!
ですから… ヒソカがイルミに変装しているという説は間違っているのかもしれませんし、当たっているのかもしれません!
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※この記事は
・「劇場版HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」の来場者特典=「HUNTER×HUNTER」0巻(No.0)
・集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「HUNTER×HUNTER」1~37巻(No.1~No.37)
・集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「HUNTER×HUNTER ハンター協会公式発行 ハンターズ・ガイド」
などを資料にしています。
本文中( )内にハンターハンター○巻 No.○とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。