芸人・髙羽史彦を術師にした羂索はお笑い好きなのか? 呪術廻戦考察
死滅回游の泳者の中に芸人術師・髙羽史彦がいた!
死滅回游の泳者(プレイヤー)の中には、お笑い芸人・髙羽史彦(たかばふみひこ)がいました。(呪術廻戦17巻 第146話)
術師同士で命を奪い合うデスゲーム死滅回游を仕掛けた羂索(けんじゃく)は、真人を呪霊操術で取り込み、無為転変を遠隔で2種類の非術師たちに施した後で
「マーキング済の2種類の非術師に遠隔で「無為転変」を施した」
「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者 吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造(デザイン)が非術師の者」
「それぞれの脳を術師の形に整えたんだ 前者は器としての強度を 後者は術式を発揮する仕様を手に入れた」
「そして …今 その呪物達の封印を解いた」
と言っていました。(呪術廻戦16巻 第136話)
髙羽史彦は、2種類のうちの「術式を所持しているが脳の構造(デザイン)が非術師の者」の方に該当し…
無為転変を遠隔操作で施されたことによって術師として目覚めたに違いありませんが…
お笑い芸人・髙羽史彦を死滅回游に参戦させる泳者(プレイヤー)として選んでいたのは、もしかしたら羂索が実はお笑い好きだったからなのでしょうか?
羂索が芸人・髙羽史彦を術師にしたのはお笑い好きだからではない!?
羂索や日車寛見を羂索が死滅回游の泳者に選んだ理由は…
結論から先に言ってしまうと、羂索が死滅回游に参戦させる泳者(プレイヤー)の一人に髙羽史彦を選んだのは、お笑い好きだという理由によってではないと思います。
羂索が術式を与え、術師とし、死滅回游の泳者(プレイヤー)とした事が判明している者には髙羽史彦の他に日車寛見(ひぐるまひろみ)がいますが…
■三十五歳まで全く売れない芸人でい続けてきてしまった髙羽史彦
■自分がおかしいと感じたことは放っておけない性分で弁護士を続けてきたが、刑事裁判の有罪率99.9%の日本で納得できない判決ばかりが出続ける事に納得できなくなっていた日車寛見
の二人には、自分が社会の中で置かれた状況に納得ができず、もがき、苦悩していたという共通点が見出せるのではないかと思います。
ですから、羂索が、髙羽史彦に術式を与え、死滅回游の泳者(プレイヤー)の一人に仕立てることにしたのは…
髙羽史彦が、社会の中で自分が置かれた状況に納得ができず、もがき、苦悩していたからであって、羂索がお笑い好きだったからというわけではないと思うんですよね!
羂索が死滅回游の泳者に選んだ者が苦悩している者ばかりだったとは限らない
とはいえ… 羂索が死滅回游の泳者(プレイヤー)に選んだ者が、社会の中で自分が置かれた状況に納得ができず、もがき、苦悩している者ばかりだったということはないと思います。
羂索が、術式を与えてみたいと思った者、術式を与えやすいと思った者には、いくつものタイプの者がいて…
その中の一つが、社会の中で自分が置かれた状況に納得ができず、もがき、苦悩している者だったということなのではないでしょうかね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。