倭国大乱時からの術師だったドルゥヴ・ラクダワラ 呪術廻戦考察
登場後、すぐに倒されてしまったドルゥヴ・ラクダワラ
「呪術廻戦 第173話」では仙台結界(コロニー)で四つ巴の状態となっていた強者四者のことが紹介されていました。
そして、「仙台結界①」~「仙台結界②」となった「呪術廻戦」第174話~第175話では四つ巴となっていた強者の一角・特級呪霊・黒沐死(くろうるし)と乙骨憂太の戦いが描かれ…
「仙台結界③」~「仙台結界④」となった「呪術廻戦」第176話~第177話では四つ巴となっていた強者のうちの二人=烏鷺亨子(うろたかこ)・石流龍(いしごおりりゅう)と乙骨の戦いが描かれていました。
ですが… 四つ巴の状態となっていた強者の一角であるドルゥヴ・ラクダワラだけは登場し、紹介されたと思ったら…
たちまち乙骨に倒されてしまい… あっという間に「呪術廻戦」の物語の舞台から退場してしまったんですよね!
所持得点は四つ巴となっていた強者たちの中でも最高だったドルゥヴ・ラクダワラ
死滅回游の泳者(プレイヤー)として所持していた得点(ポイント)の高低が、そのまま強さの順番・術師としての優劣を表しているというわけではないでしょうが…
それにしても、ドルゥヴ・ラクダワラは、仙台結界の強者たちの中で所持得点91点は一番高かったんですよね!
ドルゥヴ・ラクダワラには列島制圧という実績もあった
しかも登場時にドルゥヴ・ラクダワラは
「二度目の受肉 倭国大乱にて単独での列島制圧を成し遂げた宿老」
などと紹介されていたりして、過去の実績も凄かったみたいなんですけれども…
それでも登場したと思ったら、その活躍が何も描かれることなく、あっという間に乙骨に倒されてしまったんですよね!
で… この倭国大乱というのは、二世紀にあったことですから… もしかしたらドルゥヴ・ラクダワラは…
渋谷事変を仕掛け、五条悟を封印し、死滅回游を仕掛けた羂索(けんじゃく)よりもずっと以前の時代からの呪術師だったのかもしれません。
ドルゥヴ・ラクダワラは倭国大乱があった二世紀に列島制圧を成し遂げていた
倭国大乱とは
「倭国大乱」と後の世で呼ばれるようになる大きな戦乱が倭国(現在の日本)であったとされているのは二世紀=弥生時代のことで…
弥生時代の事ですから当然のことかもしれませんが、倭国には、その戦乱についての記録は残っていません。
ですが、中国の複数の歴史書にこの戦乱の事が記録されています。
この弥生時代の戦乱を制し、列島制圧を成し遂げたというのですからドルゥヴ・ラクダワラは、当時の倭国の頂点に立っていたのでしょうね。
羂索は少なくとも千年前には術師をやっていたようだが…
羂索が「私が配った呪物は千年前から私がコツコツ契約した術師達の成れの果てだ」と言っていたことがありました。(呪術廻戦16巻 第136話)
また、九十九由基が「羂索は宿儺とも関わりがあるようだった 少なくとも千年術師をやっている」と言っていたこともありました。(呪術廻戦17巻 第145話)
自分で千年前からの事を語っていた事、宿儺とも関わりがある事から羂索が千年前には既に術師になっていた事は間違いありませんが…
もしも、二度目の受肉で現代に蘇っていたドルゥヴ・ラクダワラの一度目の受肉にも羂索が関わっていたとしたら…
羂索は、千八百年以上前の二世紀には既に術師をしていたということになりそうですが…
そうなのでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。