呪術廻戦考察 秤金次の左腕なぜ治った? 来栖華や狗巻棘は治ってないのに
秤金次の左腕は治っていたみたい!
秤金次の左腕は、いつの間にか元どおりに治っていたみたいですよね!
ですが… 来栖華は右腕を失ったままで元どおりには治っていませんでしたし…
狗巻棘の左腕も失われたままで元どおりに治ってはいません。
それにも拘わらず、秤金次の左腕だけが元どおりに治ったのは、いったいなぜだったのでしょうか?
秤金次が左腕を失ったのは鹿紫雲一との戦いで
秤金次が、左腕を失ったのは、死滅回游の東京第2結界(コロニー)での鹿紫雲一(かしもはじめ)との戦いによってでした。
呪力によって海中で水蒸気爆発を起こすことができる鹿紫雲一は、万が一、爆発で秤金次が絶命しなかった場合の事を考え、最低でも腕だけは奪おうとしてきました。
それは、腕さえ奪っておけば、秤金次が掌印を結べなくなり、もう領域展開することはできなくなるからです。
その事を察知した秤金次は、生き残るためにあえて左腕は捨てることにしました。
そして、腕を捨てる即席の縛りと本来、左腕を守るために使う分の呪力を他にまわすことによって爆発を凌ぎ、秤金次は左腕を失いはしたものの生き残ることに成功しました。(呪術廻戦21巻 第190話)
秤金次は最初から腕を治せる確信があった
秤金次は、鹿紫雲一との戦いで左腕を失った直後にシャルル・ベルナールから「腕はどうした」と訊かれると
「心配すんな 後で治す」
と言っていました。(呪術廻戦21巻 第190話)
ですから、秤金次は、元から腕を元どおりに治すための手立てがあり、確実に腕を治せる事を確信していたのだと思います。
では、秤金次は、いかにして腕を元どおりに治すことができたのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
秤金次は左腕が治ったのはなぜ? その方法は何だったのか?
秤金次の左腕が治ったのは家入硝子や乙骨憂太の反転術式によってではない!?
宿儺が、反転術式によって虎杖悠仁の欠損した左腕も…(呪術廻戦2巻 第8話)
欠損した心臓も元どおりに治してことがあります。(呪術廻戦2巻 第11話)
ですから、欠損していた秤金次の左腕を反転術式で元どおりに治すことも不可能ではないのでしょうが…
家入硝子や乙骨憂太の反転術式でそれができたのだとは思えません。
なぜなら家入硝子や乙骨憂太が、反転術式で欠損した腕を元どおりにできたとすれば、来栖華や狗巻棘の腕も元どおりに治していたはずですからね!
家入硝子が、来栖華の治療を終えた後で
「すまないね 私の反転術式では これが限界だった」
と言っていましたし…(呪術廻戦 第220話)
乙骨憂太は、狗巻棘と彼の失われた腕のことで話していましたから…(呪術廻戦 第222話)
家入硝子や乙骨憂太が、その反転術式で来栖華や狗巻棘の腕を元通りに治すことはできなかったのは間違いありません。
秤金次は他の者と一緒に掌印を結んだ!?
秤金次は、反転術式を習得してはいません。
しかし、「坐殺博徒」を領域展開し、大当たりを引くと4分11秒の間、無限に溢れる呪力によって秤金次の肉体が反射で反転術式を行うようになります。(呪術廻戦21巻 第186話)
ですから、「坐殺博徒」を領域展開することができ、大当たりを引きさえすれば、秤金次は、欠損した左腕を元に戻すことができたはずです。
ですが… 左腕を失い、掌印を結べなくなってしまっては、秤金次は、領域展開をすることができなくなってしまったのではないかとも思えますが…
もしも、他者の腕を借り、自分の右腕とその腕で一緒に掌印を結ぶことが、秤金次は、「坐殺博徒」を領域展開できたのではないでしょうかね?
東堂葵は、左手を欠損しても、自分の左手の代わりに真人の手を使うことによって、術式「不義遊戯」(ブギウギ)を使っていたようでした!(呪術廻戦15巻 第130話)
ですから、もしかしたら、秤金次も他者の腕を借り、自分の右腕とその腕で掌印を結ぶことによって、「坐殺博徒」を領域展開することができたのかもしれません!?
そして、もしも、本当に「坐殺博徒」を領域展開できたのだとしたら…
秤金次は、大当たりを引き、フルオートの反転術式によって、欠損した左腕を元どおりに治したのでしょう!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。