呪術廻戦考察 虎杖悠仁は再び宿儺の器=檻になって絶命するつもり?
九十九由紀が遺した魂の研究記録を手に入れた虎杖悠仁
羂索と激しい戦いを繰り広げ、絶命した九十九由紀は、魂の研究記録を遺していて、それを亡くなる前に脹相に託していました。
そして、脹相は、その魂の研究記録を「何か役に立つかもしれない」と言って、虎杖悠仁に渡しています。(呪術廻戦 第220話)
虎杖悠仁と日下部篤也の魂が入れ替わっていた!?
道場らしきところで虎杖悠仁の姿をした者が、柔道着を着た日下部篤也の姿をした者を投げ飛ばした後
「準備(アップ)運動はこんなもんでいいだろ」
「そろそろ掴めよ 虎杖」
となんか偉そうに(完全な上から目線で)言っていて、それに対し虎杖悠仁の姿をした者が
「押忍(おす)!!」
と応えていた事がありましたが…(呪術廻戦 第222話)
あれって、絶対、虎杖悠仁と日下部篤也の魂が入れ替わっていたとしか思えませんよね?
呪術高専の一年生である虎杖悠仁が、呪術高専で教職をしている日下部篤也に対して偉そうな口のききかたをして…
なおかつ虎杖悠仁が、日下部篤也のことを「虎杖」なんて呼ぶはずがありませんから、やっぱりそうだったのでしょう!
虎杖悠仁は九十九由紀が遺した研究記録を読み、魂を入れ替え方を修得した!?
■虎杖悠仁が、九十九由紀が遺した魂の研究記録を手に入れた
■虎杖悠仁と日下部篤也の魂が入れ替わっていたよう
という二つの事を掛け合わせて考えますと…
九十九由紀が遺した魂の研究記録を読んで、虎杖悠仁は自分の魂と他者の魂を入れ替えることができるようになったという事になりそうですね!
そうだとしたら… 虎杖悠仁は、この修得した魂の入れ替え方を使い、宿儺に肉体を奪われてしまった伏黒恵を助けようとしているのではないでしょうか?
虎杖悠仁は再び宿儺の器=檻になって伏黒恵を救うつもりなのか?
虎杖悠仁は宿儺の器=檻である自分に再び宿儺の魂を戻すつもり!?
虎杖悠仁は、自分と他者の魂を入れ替えるだけではなく、自分の魂を自分の体の中に留めた状態のまま、他者の魂を自分の体の中に引き込むことができるようになっているのではないでしょうかね?
もしも、虎杖悠仁が、自分の魂と宿儺の魂を入れ替えたとしても、それでは、宿儺が虎杖悠仁の肉体を自分の肉体として自由に使えるようになってしまうでしょうから…
虎杖悠仁は、自分の魂を自分の肉体に残したままの状態で、そこに宿儺の魂を伏黒恵の肉体から剥がして引き込まなければならないでしょうからね!
宿儺の魂を剥がせば伏黒恵を救うことはできるのか?
ただ… 宿儺の魂を伏黒恵の肉体から剥がす事ができたとしても、それだけでは伏黒恵を救うことができるのかというと… それは、できないような気がしますね!
宿儺は、伏黒恵の魂を深く沈めるために“浴”を行った上で(呪術廻戦 第216話)さらに伏黒恵の術式で彼の血の繋がらぬ姉・伏黒津美紀の命を奪いました。(呪術廻戦 第219話)
ですから、伏黒恵の魂は、深淵へと沈められてしまっていて、伏黒恵の肉体から宿儺の魂がいなくなったからといって…
それだけですぐに伏黒恵が元の彼に戻れるとは、とても思えませんからね!
沈んでしまった伏黒恵の魂を引き上げる役割を担うのは?
伏黒恵の肉体から宿儺の魂を引き剥がすだけではなく、深淵へと沈められてしまった伏黒恵の魂を引き上げる事ができなければ、伏黒恵を元の状態の彼に戻す事はできないでしょうが…
虎杖悠仁が担うのは、宿儺の魂を伏黒恵の肉体から引き剥がすまでであって、伏黒恵の魂を引き上げる役割は、虎杖悠仁以外の者が担うようになるのかもしれませんね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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