呪術廻戦考察 天使が髙羽史彦を羂索への刺客に推薦していた件について考える
髙羽史彦を羂索と戦わせようとしたのは天使だった!
週刊少年ジャンプ2023年48号に掲載された「呪術廻戦」第240話で髙羽史彦を羂索に対して送り込む刺客として推薦したのが天使だったという事が明らかになりましたね!
髙羽史彦が、自分の目の前に現れた時に羂索は
「単独で私を倒しに……? 烏も連れていない…… 冥冥の監視もなしか 呪力総量の変化を見るにここで現れたのは弟の術式か?」
「刺客の人選が意味不明すぎて不気味だが……」
と心の声で言っていましたが…(呪術廻戦 第239話)
その羂索に意味不明過ぎて不気味と思わせた髙羽史彦を刺客にするという人選をしたのは、天使だったというわけですね!
天使が髙羽史彦を羂索への刺客に推薦した理由
羂索は、自分の術式が、髙羽史彦にして効果を発揮せずにいた時に
「悉(ことごと)く!! 私の術式が無下にされる!!」
「おそらくこの泳者(プレイヤー)の術式は事象の想像!! 彼のイメージの具現化と強制!!」
「下手をすれば 私の千年の呪術ノウハウが通じない」
と心の声で言っていました。(呪術廻戦 第240話)
天使もまた羂索と同様に髙羽史彦の術式が事象を想像するという他に例を見ないものであることを見抜き…
髙羽史彦の術式に対しては、羂索が千年の時をかけて培ってきた呪術ノウハウも通用しないはずだと考えたためだったのでしょうね!?
羂索は髙羽史彦の術式の弱点に気づいてしまった!
ですが… 髙羽史彦のここ一発ギャグ「余計なお世Wi-Fi」を羂索がロジカルに否定し、髙羽史彦が自分のギャグへの自信を失いかけた時に羂索が攻撃をすると…
今度は、ちゃんと髙羽史彦にダメージを与えられた時に羂索は
「おや…… 今回はしっかり手応えがあったね」
と言いながら、心の声では
「術式の発動条件は術師本人の自信と確信……?」
と言っていました。(呪術廻戦 第240話)
ですから、羂索は既に髙羽史彦が自身を持ってイメージを確信しない限りは、具現化が起きないという髙羽の術式の弱点に気づいてしまったという事になるでしょう!
天使が髙羽史彦を羂索への刺客に推薦した事は無駄だった?
羂索に術式の弱点に気づかれてしまった以上、髙羽史彦に勝ち目はないのか?
羂索に術式の弱点に気づかれてしまったとなりますと… 髙羽史彦にもう勝ち目はないのでしょうか?
必ずしもそうとも限らないのではないかと私は思います。
なぜならば、髙羽史彦に自信と確信を持たせなければ術式が発動しないと気づいた羂索が、髙羽に自信と確信を持たせないために何をしてこようとも…
当の髙羽史彦が、そんな事に惑わされずに揺るぎない自信と確信を持ってさえいられれば、術式は発動するはずだからです!
羂索が髙羽史彦の術式の弱点に気づく事を天使が予想していたのだとすれば…
また… 羂索が髙羽史彦の術式の弱点に気づく事くらいは、天使は予想していたのかもしれません。
そして、もしも、それにも拘わらずに天使が、髙羽史彦を羂索への刺客に推薦したのだとしたら…
羂索に髙羽の術式の弱点を見破られたからといって、その事が必ずしも羂索が髙羽の術式を破ることにはつながらないと天使は考えていたのかもしれません。
髙羽史彦の術式に弱点がある事は確かですが、髙羽が、その弱点を突かれないようにする事さえできれば、術式を破られることはないわけですからね!
ですから… 羂索が髙羽史彦の術式の弱点に気づいたからといって天使が髙羽史彦を羂索への刺客に推薦した事が無駄になるとまだ決まったわけではないのではないかと思います!
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呪術廻戦239話ネタバレ考察|髙羽史彦VS羂索が岩手で始まる
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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