呪術廻戦考察 乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」が持つ力は?
乙骨憂太が領域展開するよう!
「呪術廻戦」第249話で乙骨憂太が領域展開をするようです!
乙骨憂太は死滅回游の仙台結界(コロニー)で石流龍(いしごおりりゅう)、烏鷺亨子(うろたかこ)と三つ巴の戦いを繰り広げていた時に領域展開をしようとしましたが…
この時には、乙骨と同時に石流、烏鷺も領域展開をしようとしましたので、領域の押し合い=三者間相殺となり、しかも黒沐死(くろうるし)という侵入者もあったため…
結界が崩壊してしまったため、結局、乙骨の領域展開がどのようなものなのかを見ることはできませんでした。(呪術廻戦20巻 第178話~第179話)
乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」
乙骨憂太の領域展開の名は「真贋相愛」(しんがんそうあい)のようです!
この「真贋相愛」の展開された領域内は、いたるところに刀剣(日本刀)が刺さっていて、その刀剣を乙骨憂太は使用するみたいです。
そして、「呪術廻戦」第249話では乙骨憂太が「真贋相愛」を領域展開した後、領域内では乙骨が無制限の術式模倣(コピー)を発動できるものと考えているようです。
宿儺が、読み間違いをするとは思えませんから、そのとおりなのでしょう。
乙骨憂太は、特級過呪怨霊・祈本里香の解呪前は、無制限に術式模倣ができましたが…
祈本里香解呪後は、「リカ」と指輪を通して接続している間のみ術式模倣ができるようになっているようでした。(呪術廻戦20巻 第178話)
ですが、領域内でも乙骨憂太は、無制限に術式模倣をできるということなのでしょう。
領域展開「真贋相愛」という名は?
乙骨憂太は、他者の術式を模倣(コピー)して使うことができますから、そこから「本物と偽者」の意味を持つ「真贋」はきているのでしょうが…
「お互いに愛し合っている」という意味の「相愛」は、どこからきているのでしょう?
「本物」と「偽者」がお互いに愛し合っているという意味で「真贋相愛」なのでしょうか?
それとも、「真贋」は展開された領域で術式模倣(コピー)ができる事を表し、「相愛」というのは、乙骨憂太と祈本里香の「相愛」からきているのでしょうかね?
「真贋相愛」の領域には天使の術式が付与されているらしい
そして… この「真贋相愛」の領域には、必中術式が付与されているみたいですが…
「呪術廻戦」第249話の中で宿儺が、その領域に付与されているのは、天使の術式だと推察しているようです。
そのとおりだとすれば(おそらくそのとおりなのでしょうが)宿儺は、天使の術式「邪去侮の梯子」(やこぶのはしご)によって…
伏黒恵の体を乗っ取ったばかりの時に伏黒の体から引き剥がされそうになっていましたから…(呪術廻戦24巻 第213話)
「真贋相愛」の領域には「邪去侮の梯子」が必中術式として付与されているのでしょう。
乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」で宿儺を倒すことはできるのか?
「真贋相愛」で宿儺を倒すための乙骨憂太たちの作戦
では… この乙骨憂太が領域展開した「真贋相愛」によって宿儺を倒すことはできるのでしょうか?
「呪術廻戦」第249話では、必中術式が付与された領域内では「彌虚葛籠」(いやこつづら)を使い続けなくなり、腕と口が半分封じられる宿儺を無制限の術式模倣(コピー)で攻め…
虎杖悠仁の魂を捉える打撃によって宿儺を伏黒恵から引き剥がすつもりでいるのだろうと宿儺は、乙骨憂太たちの腹を読んでいるようですが…
宿儺は、かなり余裕がありそうな様子でいるようです。
余裕を感じさせているという事は… 宿儺は、自分が追い詰められているとは思っていないという事で…
乙骨憂太の領域展開「真贋相愛」で宿儺を倒せる可能性は低そうだという事になるのでしょうかね?
裏梅もまだ倒されていないし、禪院真希も参戦していないし…
呪術高専側の術師たちと宿儺の戦いと平行し、秤金次と裏梅の戦いも行われていますが…
おそらく裏梅の方が宿儺よりも早く倒されるようになるでしょうから、裏梅が倒されないうちに乙骨憂太が「真贋相愛」を領域展開したことは…
領域展開「真贋相愛」では宿儺を倒すことはできないことを意味しているのかもしれませんね?
また… 宿儺との戦いには、鬼人として完全覚醒した禪院真希も参戦してくるのではないかと思われますから…
禪院真希がまだ参戦していない以上、やはり領域展開「真贋相愛」で宿儺を倒すことはできないのかもしれませんね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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