鬼滅の刃考察 珠世は愈史郎があんなに強いとは思っていなかった?
愈史郎の活躍なしに鬼殺隊が鬼舞辻無惨を滅することは難しかった!?
鬼殺隊の隊士たちと鬼舞辻無惨や鬼たちとの最終決戦の際の愈史郎の働きは非常に大きなもので…
もしも、愈史郎の働きがなかったら、鬼殺隊の者たちは、鬼舞辻無惨を滅することはできなかったのではないでしょうかね!?
愈史郎が、血鬼術を駆使し、鬼殺隊の指令役を務めていた輝利哉に視覚情報を送ることがなかったら…
そして、愈史郎が、鳴女の脳を乗っ取り、鬼舞辻無惨に鳴女を攻撃させ、無限城から地上へ無惨を引きずり出すことがなかったら…
それでも鬼殺隊の隊士たちが鬼舞辻無惨を滅することができていたとは考えにくいですからね!
珠世が愈史郎に言いつけられていたのは救護と援護だけだった
ですが… 鬼殺隊の者たちに協力することにした珠世から愈史郎が鬼舞辻無惨や鬼たちとの最終決戦を前に言いつけられていたのは…
鬼殺隊の隊士たちを救護、援護することだけだったんですよね!(鬼滅の刃17巻 第146話)
愈史郎は、鳴女の脳を乗っ取り、鬼舞辻無惨に鳴女を攻撃させ、無限城から地上へ無惨を引きずり出すなどの大活躍を最終決戦の際にしていましたが…(鬼滅の刃21巻 第182話~第184話)
あの鳴女、そして、鬼舞辻無惨を相手にしての愈史郎の大活躍は、珠世の想定外のことだったと思うんですよね!
珠世が愈史郎が強いことを把握していなくても当然!?
愈史郎が強いことに珠世が気づかなくても当然!?
自らの命を犠牲にする覚悟を固めていた珠世が、愈史郎に言いつけたのが鬼殺隊の隊士たちの救護と援護だけだったのは…
愈史郎が実はかなり強いことを把握していなかったからだと思うのですが…
珠世が愈史郎が実はかなり強いことを把握していなかったのは当然なのではないかと思います。
珠世と愈史郎が、矢琶羽・朱沙丸の襲撃を受けた時も愈史郎は、二人の鬼と積極的に戦おうとはせず…
愈史郎がしたのは自分の視覚を貸すことによって炭治郎をサポートすることだけでした。
そして、矢琶羽は炭治郎が倒し、朱沙丸は、珠世の巧みな誘導により「鬼舞辻様」と言わせることによって鬼舞辻無惨がかけた呪いを発動させ自滅させています。(鬼滅の刃2巻 第15話~3巻 第19話)
十二鬼月ではない鬼の襲撃を受けた時でさえ、こうだったのですから、珠世は、愈史郎が手強い鬼と戦うところは見たことがなかったのではないかと推察されます。
ですから、珠世が、最終決戦の際に見せたような愈史郎の強さを把握していなくても、それは当然だと思います。
愈史郎の強さを珠世が引き出していた!?
また、最終決戦の際に愈史郎が、あそこまでの力を発揮できたのは、鬼舞辻無惨のせいで珠世の命が終わってしまったことへの怒りがエネルギーを与えていたためであり…
さすがの珠世もそこまでは予想できなかったでしょうね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。