柱の人数が九人までとなっている事についての疑問 鬼滅の刃考察
柱の人数には九人という上限がある
鬼殺隊の戦力の中心であり主力である柱ですが…
その人数には九人という上限があります。
柱の人数の上限が九人と定められている理由
では、柱の人数の上限が九人と定められているのは、なぜかということですが…
そのことは、「鬼滅の刃」本編の中では明かされていませんでした。
そして、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」の中で明かされていたのですが、そこに記されていた柱の人数の上限が九人と定められている理由は、なんと…
「「柱」という漢字が九画だから九名です」
というものでした!(滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録 87ページ)
ですが… 本当に本当にそんな冗談のような理由で柱の人数の上限は九人と定められていたのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
柱の人数の上限が九人となった本当の理由は画数・九画ではない!?
柱の人数に上限は必要なのか?
柱になるためには、甲の階級となった上で十二鬼月を討伐するか、鬼を五十体以上討伐していなければなりませんが…
甲の階級となり、十二鬼月を討伐するか鬼を五十体以上討伐するかしたからといって、それは、柱候補となる条件を満たしたというだけで、柱になれるというわけではありません。
九人という上弦のある柱の人数に空きができた状態で、この条件を満たしていた者が、はじめて柱の候補になれるのです。
ということは… 柱に相応しい実力を有する剣士が、同時期に十人以上いたとしても、柱の人数に九人という上限がある限り柱になれる者は九人だけということになるわけです。
この上限九人という柱の人数制限はたして必要なのでしょうかね?
強い剣士が十人以上いたら、柱が十人以上いてもよいような気もしますが… そうではないのでしょうかね?
鬼殺隊という組織には柱の人数は九人が最適だった?
強い剣士が同時期にたくさんいた場合、柱の人数が十人以上となっても問題はないようにも思えますが…
鬼殺隊という組織の指揮系統に混乱をきたさないようにすること、常に隊士の意思統一をある程度の範囲ではかる必要があることなどを考えますと…
柱の人数は九人までに留めておいた方がよかったのかもしれません。
また人数の上限を設定することによって柱の質を落とさないようにするという効果も得られていた可能性が高そうです。
そう考えますと、やはり九人という柱の人数の上限は、やはり必要だったのかもしれませんね!?
柱の人数の上限が九人なのは本当は柱という字の画数が九画だからではない!?
柱の人数が九人である理由は、表向きは「柱」という字が九画だからということになっていても…
本当は、鬼殺隊の組織体制などを考え、設定された柱の上限の人数が九人だったということなのではないでしょうかね?
【鬼滅の刃考察の他の記事】
鬼滅の刃考察|なぜ妓夫太郎だけでなく堕姫も上弦の陸になれた?
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。