宇髄天元の三人の嫁たちは仲良くやっていけていたのか? 鬼滅の刃考察
宇髄天元には三人の嫁がいた
音柱・宇髄天元には三人の嫁がいました。
といっても… 大正時代に法律的に一夫多妻が許されていたというわけではなく…
一人の男性が法律的に婚姻関係を結ぶことができるのは、現代と同じで一人の女性だけでした。
ですから、三人の嫁がいたといっても正式に法的に婚姻関係に三人の女性とあったというわけではないはずですけれどもね!
宇髄天元の三人の嫁たち
宇髄天元の三人の嫁=雛鶴(ひなつる)・まきを・須磨(すま)のプロフィールは、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」の126ページに掲載されている「大正コソコソ噂話」で
■雛鶴
二十一歳。宇髄家に次いで序列の高い家の娘です。諜報、戦闘、忍としては非常にバランスの良いくのいちです。判断が的確です。
■まきを
二十歳。天元の親戚です。身体能力がズバ抜けているのですが、短気が原因で任務に失敗してしまうこともあります。
■須磨
十九歳。天元の妻候補は須磨の妹でしたが、自分が行きたいと大泣きして襖を突き破りました。男性女性どちらも好きらしいです。
と明かされています。
三人の嫁を大事にしていた宇髄天元
宇髄天元は、三人の嫁たちに
「自分の命のことだけ考えろ 他の何を置いても まず俺の所へ戻れ 任務遂行より命 こんな生業で言ってることちぐはぐになるが問題ない 俺が許す」
「俺は派手にハッキリと命の順序を決めている まずお前ら三人 次に堅気の人間たち そして俺だ」
「鬼殺隊である以上 当然のほほんと地味に生きている一般人も守るが 派手にぶっちゃけると 俺 お前らのが大事 だから死ぬなよと」
と言っていたことがあります。(鬼滅の刃10巻 第80話)
こんな事を派手にハッキリ言ってしまうくらいですから、宇髄天元が三人の嫁を大事にしていたことは絶対に間違いありませんが…
三人の嫁たちは、嫁同士では、はたして仲良くやっていたのでしょうか?
宇髄天元の三人の嫁たち 嫁同士で嫁仲良くやっていた? 不安材料も…
三人の嫁たちは嫁同士、仲良くやっていたようだったが…
宇髄天元の三人の嫁たちは、「鬼滅の刃」作品中に描かれていた範囲では、嫁同士もそれなりにうまくやっているようでしたよね。
まあ… 鬼舞辻無惨との最終決戦を終え、静養中だった炭治郎のところに見舞いにやって来た時に
「馬鹿デカイんだよ アンタ声が!!」
と言いながら、まきをが須磨のことをぶち… ぶたれた須磨が
「いやあっ!! まきをさんがぶったあ!!」
「天元様 見ましたあ!? 今ぶたれたの」
などと言っていたこともありましたが…(鬼滅の刃23巻 第204話)
まきをは暴力をふるったとしても陰湿なイジメなどは行いそうにないカラッとした性格をしているようですから…
気の短さから暴力をふるうようなことはあったとしても、後をひいてしまうようなことはなかったのではないでしょうかね!?
心配なのは子供と戸籍の問題
ただ… 宇髄天元の三人の嫁たちが、嫁同士でずっと仲良くやっていけたかという事になると… 心配な要素がないわけでは、ありません。
その心配な要素とは、ズバリ子供と戸籍のことです!
三人の嫁たちが仲良くやっていられたのは、宇髄天元が彼女たちを大事にしていたためだけではなく、三人の立場が対等なものであったためでもあったのではないかと思います。
ですが… 三人の嫁たちの立場は、彼女たちの誰かが宇髄天元の子供を産んだことによって対等なものではなくなっていった可能性もあると思います。
宇髄天元には、体操選手となった子孫がいますから…(鬼滅の刃23巻 第205話)
三人の嫁の中の少なくとも一人が、宇髄天元の子供を産んだことは。ほぼ間違いないだとうと思います。
で… もしも、三人の嫁のうち子供を産んだのが、一人だけだった場合、子供の戸籍のことを考え、宇髄天元は、子供の母親となった嫁を戸籍上の正式な妻としたのではないでしょうかね?
また、三人の嫁のうちの二人、あるいは三人全員が天元の子供を産んでいた場合でも…
戸籍上の宇髄天元の正式な妻になれたのは、最初に子供を産んだ嫁だけだったかもしれません。
いずれにしても、子供の誕生や戸籍のことを巡って宇髄天元の三人の嫁の立場が対等でなくなっていった可能性は、かなり高いのではないかと思えます。
そして、立場が対等でなくなっていった事をきっかけに三人の嫁の仲が悪化してしまった可能性も低くはないのではないかと思いますが…
どうだったのでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。