スパイファミリー考察 「ガーデン」と秘密警察は繋がっているのか?
ヨル=〈いばら姫〉が所属している暗殺組織「ガーデン」
ヨル=〈いばら姫〉が、所属している組織は、東国(オスタニア)の暗殺組織「ガーデン」です。
その「ガーデン」についてロイド=〈黄昏〉とフランキーが
〈黄昏〉:「この国に昔から存在するとされる暗殺組織か 半分 都市伝説みたいなものだろ」
フランキー:「いーや やつらは実在するね! 影の政府の命令で国賊を次々と粛清しているのだ!」
〈黄昏〉:「まあそりゃ 非公式の民兵組織くらい 当然あるだろうが…」
フランキー:「バカ やつらはそんな生温いもんじゃない 兵士1人で一個中隊を殲滅できる力を持っているのだ!」
といったヤリトリをしていました。(スパイファミリー7巻 MISSION:43)
この二人のヤリトリからは、〈黄昏〉が所属する西国(ウェスタリス)の諜報機関WISEも情報屋であるフランキーも「ガーデン」についての詳細な情報はつかめていない事がわかります。
とはいえ… フランキーが言っていた「ガーデン」が「国賊を次々と粛清している」というのは本当で…
・監査局のブレナン次官=売国糞野郎殿(スパイファミリー1巻 MISSION:2)
・過激派組織〈赤いサーカス〉のメンバー達(スパイファミリー2巻 EXTRA MISSION:2)
などの東国(オスタニア)にとって不利益となる行動をとった者たちを実際に「ガーデン」の殺し屋〈いばら姫〉であるヨルは抹殺していっています。
では… 暗殺組織「ガーデン」は、秘密警察(=国家保安局)の間には繋がりがあり…
秘密警察が摑んだ情報によって粛清すべき対象=ガーデン独特の言い回しでいうところの「お客さま」を選定していたりしているのでしょうか?
それとも、「ガーデン」と秘密警察には繋がりなどないのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
「ガーデン」と秘密警察には繋がりがある? ない?
秘密警察は公的な機関で「ガーデン」は秘密組織だが…
「ガーデン」も秘密警察も東国(オスタニア)の平和を脅かす敵と戦っている組織という点は同じです。
ですが、秘密警察は、俗称でそんなふうに呼ばれてはいても国家保安局という公的な機関であり、その存在が公に認められていますが…
暗殺組織「ガーデン」は、公にはその存在が認められていない秘密の組織です。
そして、秘密警察もかなり荒っぽい動きを取る事が多いようですが…
「ガーデン」は、東国の平和を脅かす者達に対し、法律を超えた措置=暗殺を行います。
ですから… 東国の中枢にいる何者かが、秘密警察に逮捕させるのではなく、即刻、抹殺すべきだと判断した者の暗殺を「ガーデン」に命じているという事は、考えられるかもしれませんね?
店長一人が「ガーデン」のトップではない!?
東国(オスタニア)裏社会の一大勢力だったグレッチャー組(ファミリー)の生き残りであるオルガ・グレッチャーとその息子の護衛をヨル=〈いばら姫〉が行うようになった時に
「我々は彼女らを安全な第三国に亡命させることにしました」
と店長は言っています。(スパイファミリー7巻 MISSION:44)
オルガ・グレッチャーたちを亡命させることにした者のことを店長が「我々」と言っていたのは…
「ガーデン」には店長と同等、もしくは店長よりも上位にいる者が少なくとも一人は、いる事を意味しているのではないかと推察できますが…
同時に「我々」とは
・「ガーデン」と秘密警察
・「ガーデン」と秘密警察を含めた東国(オスタニア)の闇・裏の部分を動かしている者達
などのことだったのではないかとも推察できると思います。
やはり、ガーデンは、何らかのかたちで秘密警察と繋がっているのかもしれませんね?
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~11巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。